くろにゃん

小説の書評を中心に投稿中!読書を通じて得たものをみんなに届けたい! 書評のほかにも哲学…

くろにゃん

小説の書評を中心に投稿中!読書を通じて得たものをみんなに届けたい! 書評のほかにも哲学に近い自己主張を執筆しています。 読書好き・哲学的な思考が好きな方はぜひフォローしてください☆

マガジン

最近の記事

「耳をすませば」の舞台、聖蹟桜ヶ丘を聖地巡り!~作品と実物を比較して~

こんにちは、くろにゃんです。先日、桜を見に聖蹟桜ヶ丘に行ったので、その際に「耳をすませば」のモデル地巡りをしてきました!今回は作品内に登場する場面と、実際の場所とを比較していこうと思います。 【聖蹟桜ヶ丘はどんなところ?】聖蹟桜ヶ丘は最寄り駅が京王線の聖蹟桜ヶ丘駅です。新宿からは準特急一本で30分ほどで行くことが出来ます。駅前はひらけていますが、家のあるほうへ向かうにつれて坂道が険しくなる場所です。そのため坂道や階段を推している方は、たまらない場所であるとともに、毎年3月~

    • 【書評】佐藤多佳子『黄色い目の魚』

      書評シリーズ第二弾です。今回は佐藤多佳子著の『黄色い目の魚』(新潮社、2005年)を書評していきます。 【著者紹介】佐藤多佳子さんは女性作家です。一般小説から児童文学まで幅広く手がける作家さんです。代表作は陸上競技にかける高校生を描いた物語である『一瞬の風になれ』です。コミック版も刊行されてますね。 1989年、「サマータイム」で第10回月刊MOE童話大賞を受賞し小説家デビュー。1998年、『しゃべれども しゃべれども』で第19回吉川英治文学新人賞候補、第11回山本周五郎

      • 40歳までに死ぬと決意。それまでにどれだけ人生を濃くできるのか。#自分にとって大切なこと

        【はじめに】私は現在22歳。大学卒業を控えた人間である。就職はせずに個人事業主で生きているし、今後もそのつもりだ。 多くの方は人生において大小異なれども、目標や野望を所持していると思う。もちろん私もその類の人間であり、人生設計の終着点――「死」という目標に向けて日々努力を続ける人間である。 「死」というとネガティブなイメージを浮かべる方が多いかもしれない。しかし、私にとって「死」とは開放的であり、平等で全員に苦痛であり快楽である。「死」とは本当の意味で万人にやさしいものな

        • 【書評】宮部みゆき『魔術はささやく』

          今回は宮部みゆき著の『魔術はささやく』(新潮社、1993年)の書評をしていきます。 【アンビバレンスとは】突然ですが、皆さんは「アンビバレンス」を抱える瞬間がありますか? そもそもアンビバレンスって何よと言う方のために意味を示しますと、 アンビバレンス(ambivalence) 同一対象に対して、愛と憎しみなどの相反する感情を同時に、または、交替して抱くこと。精神分析の用語。両面価値。両面価値感情。(デジタル大辞泉/小学館より引用) とあります。 要するに、同じ人や

        「耳をすませば」の舞台、聖蹟桜ヶ丘を聖地巡り!~作品と実物を比較して~

        マガジン

        • 趣味
          1本
        • わたしのマインド
          1本
        • 書評まとめ
          2本