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虚無僧がかぶっているあのカゴのような何かの名称、知ってますか?

春分の日、人々がワニの死に方で騒ぎ立つ中、新宿1丁目にある『虚無僧バー』に行ってきた。

ここは、Twitterで有名なアカウント 坊主さん(@bozu_108) が運営するバーであり、毎日日替わり店長が店を切り盛りすることが特徴な店である。
これまでも、田端信太郎氏や青汁王子氏などが担当したりもしていた。

筆者が訪れたこの日の一日店長は、元博報堂でテレビのコメンテーターも担当しているあの『原田曜平』氏である。
そう、マイルドヤンキーなどのキーワードや若者の実態を追いかけていることでも有名なあの人である。
筆者も、このnoteで若者の同性同士で行動する習性に驚きを覚えて記事にしたこともあるだけに、これはいい機会だと浦和の知人宅から飛んで新宿までやってきた。

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店を運営しているのはフォロワー100万越えしてる方だし、原田さんは件の通りテレビにも出てるし本も出してる方だ。
20時開店だったが、筆者が着いたのは20時20分。
これは、もうお店が混んでるかな? と思いきや、なんと筆者が最初の客だった。
(と言っても、人気がないわけでなく、みんな遅い時間になってから集まり出しただけ)
そのため、筆者が最初にオーダーしたハイボールが原田氏人生最初のハイボール作りとなったわけだ。

さて、筆者がお店に入ってしばらくは他に誰も訪れない時間帯になっていた。
なので、豪華にも原田氏と坊主氏の3人でトークを交わすことになった。
当然、振った話はここぞとばかりに若者の行動。
同性同士で好んで何処かへ出かけたりする行動。
そこから、
逆に女性側は周囲の男性が消極的になっているので、恋人を求めるなら自らが積極的に動くしかない
積極的な男性はライバル少ないだけに、一人で複数の女性と関係を持てるなんてことも
などなどな話をしていた。

一つの要因としては、女性との交流に多大な気を使う精神消費があるからだと思われる。
おじさん世代以降なら、女性との行動となるとこちらが奢るのは当たり前だし、その他にも小さなことでもホストの如く気を使わないといけないことはある。
しかし、同性同士なら割り勘は気楽にできるし、普段の生活においても大雑把な行動も許されるだろう。
そういう気楽さが、同性同士の行動を呼ぶと思われる。
原田さんは、これまでに多くの金を女性に吸い取られていったらしい。

21時あたりになると、ようやく他のお客さんも入ってくるようになった。
更には、十代の頃に吉本所属で2年ほどアイドル活動をやっていた女性までもが現れるなど、遅い時間になっていくほどより賑わいがもたらされてきた。

他のお客さんも混じり出すと、場の空気も変わってくる。
なぜかおじさん全員で虚無僧がかぶっているカゴのような被り物をかぶり出したり、おやじギャグが混じり出したり。
ちなみに、あの虚無僧がかぶっているのは『天蓋』と言います。


さて、このお店は真夜中3時までやっていたのですが、何分筆者は横須賀住まい。しかも、次の日も予定があるため、22時前には退散することに。
色々と話が聞けて収穫はあったのですが、やはり1時間半程度では名残惜しいものもありました。

しかしながら、最後の方では原田さんの研究所に通っている大学生(女子)も来店し、少しだけ話を聞けた。
高校が静岡の伊豆というので、伊豆の女子高生はどこを遊び場にしていたのか尋ねたところ、驚くことに東京まで出てきていたとか。
静岡市まで出るよりも、東京に出た方が実は楽なんだそうだ。

そんな話を聞きつつ、後ろ髪を引かれながらも筆者はお店を後にした。






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