横須賀でできたらいいなと思う企画メモ 外伝
連日酷暑と言われるほどに暑い日が続く夏である。これが、まだ7月の段階というからうんざりする。
そんな中、横浜で映画を観、更には横須賀に戻ってコースカでも映画鑑賞してきた。2本目は夏らしいサマーウォーズ。あの細田監督の作品で「よろしくお願いしますーす！」のアレである。広間から作中ずっと遠くの空に広がる入道雲と横に大きく広がる朝顔の鉢が改めて観ると非常に印象的に描かれたのに気がつく。長野県上田市の広がる土地と合間り、かつ映画の展開らしくダイナミックに夏を主張していた。とても夏な気分にさせてくれる作品である。
なんだかんだで、今月（7月）は映画を映画館で9本観ていた。生涯で月9本は記録である。年で100や200観る映画マニアにしたらまだまだな記録かもしれないが、マニアとは言い切れないレベルの人間としてはなかなかな本数ではなかろうか。
これだけ観たのだから、誰かと感想戦と行きたいところだ。サマーウォーズを観た直後に「夏だね〜」「青春だね〜」と言い合いたい。なんならTUBEの曲をカラオケで歌いながら語り合いたい。だが、残念ながら筆者は基本的に映画鑑賞は1人であり、誰かと観にいくなどもう何年もない。
あのシーン良かったなとTwitter（現X）でツイートすることはあっても、こちらも反応などなく意外と寂しくもしていたりする。
誰かと気に入った映画の感想をぶつけ合いたいものだが。
そういえば、2本目の映画を観る前に時間があったので、何度か訪れたことのあるお気に入りのお店『toirowa』さんに寄ってみた。汐入駅の裏手方向に向かって、すぐにある古民家を改装したお店である。
コーヒー通には知られた『清澄白河』で学んだコーヒーを横須賀で楽しめるお店と言われれば、その良さを分かってもらえるかもしれない。
筆者は残念ながらコーヒーには疎いものの、チェーン店のそれとは明らかにクオリティが違うのはハッキリとわかるくらいにレベルは高い。
頼んだナポリタンもバッチリ。
ドブ板通りなどでネイビーバーガーを楽しむのもいいが、たまには地元の別のお店の味を楽しんでもらいたいと地元民としては思えてならない。
映画鑑賞後は、こんな雰囲気のいいお店で4、5人程度で集まって映画感想戦を繰り広げてみたいものだが。
以前は読書会を行きつけのカフェで開いたことがあったが、今度は映画の感想戦を開いてみようか。
もし興味があれば、連絡が欲しい。
前向きに検討したい。
今ならサマーウォーズで夏と青春を語り合いたい。青春してない人生だったけど。
それにしても、前回紹介した『hatisAO』さんといい、横須賀や三崎、地方都市ほど個人でやっている素敵なお店が多いものではなかろうか？
もちろん、都内に出れば多種多様なお店が幾らでもあり、本当にうまいお店の数なら都内には絶対勝てないだろう。
しかし、この場所の雰囲気込みで考えてみるとどうだろう？
都内にはない魅力が郊外や地方にはあるはずだ。そう考えると、必ずしも完敗とは言い切れないだろう。
そんな郊外、地方にある素敵なお店をもっと見て回れたら。
何せ、魅力が場所込みとはいえ、その場所が故に知られていない、もしくは入るのに気が引けてしまう店もあるだろう。
それでは大変もったいない話である。
なんとか知るキッカケと、気軽に入るキッカケを作れたら。そんなことを考えてしまう。
そういえば、以前下北で行われているカレーフェスの話を書いたことがある。
あれは実にいい企画だ。
下北沢みたいな入り組んでいる上に多数ある飲食店でどこに入っていいのか分からなくなるものだが、あの企画があるおかげで知るキッカケと入るキッカケになったお店は数知れない。
複雑な下北沢を知るのに大変大きな意味のある企画である。なにせ、都内は客の数は半端ないが、その代わりにライバル飲食店も多数いる。その競り合いが激しいことは想像に容易い。無数ある中から選択してもらうこと自体にハードルの高さがあるだろう。そのハードルを少しでも下げようとする意味が企画にはあるのだ。
あのような企画を横須賀の魅力的なお店を多数巻き込んで展開できれば面白くなるのではなかろうか？
そう思えてならない。
色々と難しいことはあるだろう。いきなり下北沢みたいに100を超す店舗に参加してもらうわけにもいかないだろう。
まずは10店舗程度で開ければ、なんとかなるかもしれない。
どちらにしろ、筆者は飲食店経営者でもなんでもない。経営者の知り合いも少ない。
企画アイデアは出せても、実行に移すには色々と難点がある。
もし興味があるという人が複数現れれば。
映画感想戦とお店巡り企画、どうだろうか？
こういう小さなところから横須賀の魅力を広げてみないだろうか？
支援いただけるとより幅広いイベントなどを見聞できます、何卒、宜しくお願い致します。