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【初参加】文具女子博in博多へ。心の女児を満足させよう!

 皆さまごきげんよう。文房具とかもうハマらんやろと言っていたにも関わらず、すっかりお道具箱がパンパンになっている私です。
 本日はそんな私が文房具系の祭典のひとつ「文具女子博」へ行ってみたレポです。これから行ってみようかな、と思ってる方の一助となれば幸いです。なお、戦利品は最後のほうに。


きっかけ

「なんかキラキラしたシールとか欲しい」
 今年に入ってから私の心は女児そのものでした。多分疲れているせいです。毎日6歳の女児メンタルが脳裏で駄々を捏ねていました。買って買って買って〜〜〜〜!! 100均でフレークシールを買ったところでうまく使いこなせないでしょっ! やだやだやだ~~!! ときめくものが欲しい!!
 そんな時に文具女子博というイベントが博多であることを知りました。しかも数週間後に!

チケット購入〜前日まで

 そんなわけで、勢いでチケットを取りました。
 eプラスのチケットページから予約して、セブンイレブン支払い。日曜参加だったので700円でした。(案外安い)会場は時間ごとに入退場が決まっているシステムで、自分が予約した時間に入って、その中で買い物ができる感じです。一度会場を出てしまったら、再入場は不可能です。

 つまり、効率よく回らなければいけないということですね! 場当たりに行っても人の数はすごいでしょうし、すごいからこそ品物が売り切れることはなくても、約2時間の中で自分の欲を満たす買い物をしなければ意味がありません。

即売会といえば……サークルチェックだ!!

 ここで昔取った杵柄が生かされます。(?)
 こうした企業ブースの並んだ、いわゆる即売会、イベント販売というものに参加する側の心得としてはサークルチェックが全ての鍵を握ってると言っても良いでしょう。本当か? 分かりませんが、ビッグサイトの西に朝から並んだ記憶が遠くに見える……。それよりはずっと容易いミッションです。

 文具女子博公式ホームページに掲載されている「ショップリスト」、一件ずつ全てチェックしました。主として当日会場でメインに据えられる商品が紹介されており、無論商品はそれだけではないでしょうから、インスタグラムなどから出店者の情報を仕入れて過ごしました。どんなものを普段から取り扱ってるのかのかな、みたいな傾向のチェックです。

MAPが公開されたら順路想定

 開催一週間前くらいになって、文具女子博公式より会場MAPが開示されました。これを印刷し、自分が「ここだけは絶対チェック!」と決めたショップにマーキング。効率よく回れるルートを模索しました。
 が、往々にして回れないもんだろうなあとも思ってたので、あくまでも参考程度に……。

 実際、当日の会場では一つのショップブースに対し、横並びに人が張り付く形で買い物をしていたので、後ろからも横からも手が出ません。人影でブースの机上が全く見えない場所もザラでしたので、根気よくその場で前の方が去るのを待つのみです。
 行ってみたいショップの大体の場所だけ把握して、あとは当日の人の流れで往復するのが良いかな、という感じでした。

財布の中身をどうするか問題

 ある程度行きたいお店や商品の傾向などを確認したら、自分の買いたいものも見えてきました。きらきらしたシール、スケジュール帳やほぼ日でも使えそうな可愛いフレークシール、なんか良さげなスタンプ……など。漠然としつつも、自分が「今」欲しいものが分かるとちょっと落ち着きます。不思議。
 そこで次の問題はお財布の中身。いくら持っていく……? こんな機会、次はいつあるか分からないし、あっても自分が行こう! って気持ちを高められるかも分からないので、出来ることなら際限なく好きに買いたい。しかし私の財布って何故か有限なので、決めなきゃいけません。
 結果として、欲しいものをリストアップした際に概算出して15,000円を現金で持って行きました。万が一、この数字を超えたら怖いので念のためのクレカも忍ばせて。

開店前の阪急博多に並ぶ

 百貨店の開店に合わせて店の前に並ぶって、どうして居心地が悪いんでしょう。根が暗いせいでしょうか。ともかく、滅多に行かぬ阪急博多が今回の戦場です。
 私の予約した回は、日曜の第一回目(10:15〜)です。阪急博多の開店時間は10時のため、店舗の入り口に並んで待ちました。誰かについて来てもらえばよかったと少しだけ後悔しながらソワソワの15分。うーむ、早く開いてくれ!

 今回の「in博多」では、発券されたチケットに記載された番号によって会場のある8階へ行く人と、一旦7階で待機して移動する人とに分かれているようでした。私は7階で一旦待機組。近くにいた常連ぽい人の話だと、毎年整列・入場のさせ方が変わってるようなので(勿論場所にもよるでしょうし)この辺りはしっかりチケットと公式ホームページを調べていく方が良いのかな、と感じました。私も直前で阪急博多の並び方をホームページで確認した。

開場、そして人が多い!

 多いと言ってもビッグサイトよりは少ないです。えっ、当然だろって? コロナ禍も過ぎたと言えるようになってきた気もしますが(するだけか?)時間を分けて入場させてるのは今後も続けていただきたいくらいには、そこそこ多かったと感じます。人影でショップブースが見れないくらい、と言ったのは前述のとおり。

 そんな感じの人の多さだったので、事前に調べたMAPを広げながら歩くのは無理だと即判断し、記憶だけを頼りにウロウロしました。その結果、通路に沿って一つずつブースをチラ見しながら移動することに(笑)結局かい! でも、欲しいものは頭に叩き込んでましたので、急な出会いからの一目惚れ購入はほぼありませんでした。いや、少しあったけど。

ここから戦利品紹介

 会場ではチケット確認の後、専用の透明な袋を渡されて、その中に欲しいものを入れる→会場出口の総合レジへ、という流れ。
 今回、私のメインはキラキラしたシールだったので、事前チェックしたものを放り込んで行きました。ウォォォオオオ!!

 まずは数としては少ない紙もの。事前にチェックしてたのは「こころとどむ」の【宮沢賢治幻燈館1998 ミニ原稿用紙「銀河鉄道の夜」】。なに書こうかな~! お手紙の便せん代わりにしても可愛いかも。あとはミモザが好きなので手に取った付箋と、友達へお土産のレターセット。

ミニ原稿用紙、島崎藤村もほしかったな……!
ねこちゃんのクリップ。一目ぼれして買ってしまった!
ちょうどノートを押さえるクリップ欲しかったのだ。

 帰ってから調べたら、このねこちゃんクリップ、2月に発売したばっかりだったみたい。ラッキー! ノート書いてると目が合う。

 お次は各所で選んだハンコと、「シャチハタ」の【いろもよう わらべ】6個セット。まとめて買うとこのお道具箱みたいなケースをおまけで付けてもらえて、正直この箱欲しさに買ってしまった。

ハンコは事前に欲しい種類を決めていたけど、真ん中の寝てるわんちゃんは一目ぼれ……! なんてかわいいんだ。うちの子になりなさい。
持ってない色を確認して欲しい色を決めていきました。

 ここからはシール! シール! きらきらしたシール!「シール堂印刷」の『きらぴかフレークシール』シリーズから、【やまなし/星めぐりの歌】と【イソップ童話1】を。狙ってたから買えて嬉しい~!

本当はあと4箱くらい欲しかったけど、2箱に絞った。えらい!!

 上の記事はこのフレークシールを紹介したWebマガジンなんですが、本当に一目ぼれだったな。どちらもきらきらしてるんだけど、イソップ物語のほうは表面がつるつるでホロ箔PPみたいなかんじで、賢治先生のほうは紙のざらつきが残っているマステ素材のような手触り。どちらも切手型のフレークシールだけど違いがあってよかった!

 そしてマスキングテープ。マスキングテープってどうやって使ったらいいか分からなくて、増やしても使う機会が……! ってずっと思ってたんだけど、最近は下手なりにコラージュに挑戦してみたり、なんもないところにちょっと貼ったりするだけでも可愛いかもな? と考えるようになったので購入解禁アイテムです。フレークシールと同じく「シール堂印刷」から『きらぴか』マスキングテープシリーズの【 文学を歩く2 「少年の日の思い出」 ヘルマン・ヘッセ】、【アカリ flower&memories 2色箔】、【銀河鉄道の夜Ⅰ】を。本当はもっともっと欲しかったんだ!!!
 
【ミモザの香り 香るマスキングテープ ガーデン】は「アートプリントジャパン」より。ミモザが好きだ~!

表パッケージもかわいい。
積み重ねて柄をチラ見せ。

 シール堂さんのブースはもうめっちゃ人が……すごくて……! ゆっくりじっくり立ち止まることもできないし、前の人は動かないしで(じっくり選びたいですよね……)とにかく賢治先生のをぱっと判断して手に取ったっていう。でも、ヘルマン・ヘッセのマステも目に入って! 「エッ嘘やろヘルマン・ヘッセも出てるの!?」と脳内で叫んでこれもゲット!!
 中学生の時に読み漁っていたヨーロッパ諸国の文学作品。中でもドイツ文学が当時すごく肌にあって、ヘッセも思い入れが深い。小説『少年の日の思い出』は国語の教科書とかにも載ってました。懐かしい。

そのほかのシールもの。このあたりは全部可愛くて買いました。

 こうして戦利品を改めてみると……会場で一目ぼれしたもののほうが多いな! その分最初に決めていたハンコを手に取らなかったり、フレークシールやマステを絞ったことで最終的に合計金額は予算以内に収まりました。セーフ!!! おかげでランチして帰る余裕があったぞ!!

 私がかかった時間はちょうど1時間。11時にはレジを済ませて会場を後にしました。
 その頃には会場の空いてる壁際によってスマホ見てる人も大勢いたから、数人で来て買い物待ちしてるって感じだったのかも。なので、時間終了ギリギリまで人の多さはあんまり減らないのかな……という気がしました。分かんないけど。

 午後からは仕事先へ立ち寄って、帰宅。おうちに帰ってやることと言ったら、買ってきたものを広げることだ!

帰宅してから戦利品で作ったアナログノート

 ねこちゃんのクリップも早速活躍している。目が合う。かわいいねえ。
 会場では五カ所のイベント記念スタンプ台があって、自分の手帳を持っていったので押してきました。全部押す余裕もあったから良かった。もっとごちゃごちゃコラージュ上手になりたい……!

 以上で今回の行ってみたレポは終わりです。戦利品を並べて、使って、お道具箱にしまって、私の心の女児も大満足です。
 四千字以上も読んでくれている人がいるんでしょうか? もしいたら、ありがとうございます。終わりのない文具ライフ、最高に楽しいです。


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