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「問題ない」だけでは不十分

コーポレートガバナンス・コード改訂の議論は大詰めを迎えています。取締役会のあるべき姿について、さらに一歩踏み込んだ内容を期待したいと考えています。

一方で、女性蔑視発言がメディアによく取り上げられるようになり、ジェンダーを取締役会における多様性の議論の中心に据えたいような雰囲気を感じることがあります。ただ、取締役会は株主の代理人として企業の運営を監督するというのが主目的であり、形式的に女性を入れたらそれでOKという話ではありません。もちろん私は洋の東西を問わず優秀な女性が多いということは経験的にも知っていますし、取締役会の主目的に沿っていれば優秀な女性が取締役会には入っていくことに対して異議はありません。

取締役会でのジェンダー・ダイバーシティに限らず、取締役会の評価がかなり形式的に行われているのではないかとの懸念について、以下の記事で私見を述べていますので、ぜひご覧ください。


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