![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74870549/rectangle_large_type_2_39b359cc6484de6c3b5e0fb826e046b6.jpeg?width=800)
「糀谷浦海苔漁業発祥之地」
由来不明ながらかつての海苔養殖盛んな地
★ジャンル【産業】
★場所 大田区東糀谷5-14
★最寄駅 京浜急行羽田線大鳥居駅
★碑文
特になし
★解説
大鳥居駅から徒歩で15分ほどと、ちょっと不便な場所にあります。駅から北の方に進んで行くと、北前堀緑地という川を埋め立てた公園があり、その西側入り口近くにあります。
船の形をしたモニュメントで帆の部分に碑銘がありますが、字が薄れ、もうほとんど読めない状態です。誰がどういう由来で設置したのかもよくわかりません。
「海苔養殖業発祥の地」の項でも書きましたが、海苔養殖業は大森周辺で始められました。その中心の街は旧東海道沿いの旧大森村でしたが、実際の養殖場所は、大森から羽田にかけてのかなりの沖合でした。そのため海苔をつける「ひび」(木や竹でできた枝状のもの)を設置したり、収穫のためには船で行かなければいけません。
その船を係留していたのが、ここにかつてあった北前堀、南前堀などといった堀割だったようです。これらは呑川の下流域で、田畑の排水路の末端だったようですが、この辺りまで来ると、船が入れるように広げられ、舟入堀としての役割が主だったようです。
海苔養殖は埋め立てで1964年で終わり、漁業権は放棄されて大森漁業協同
これより有料です。以下には記事全文のほか、写真、地図、関連情報リンクなどがあります。ご購入いただく場合、この記事だけで100円お支払いいただくより、マガジン「東京23区発祥の地めぐり」全体を500円でお買い上げいただく方がお得かと思います。最終的に数百本近い記事をご覧になることができます。よろしくお願いします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?