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「下目黒尋常小学校創立之跡」(目黒区立下目黒小学校発祥の地)
洞窟のあるお寺で始まった下目黒小学校
★ジャンル【学校】
★場所 目黒区下目黒3-4-4
★最寄駅 JR、東京メトロ、東急目黒駅
★碑文
特になし
★解説
目黒駅を降り、行人坂を下ってまっすぐ進み、太鼓橋を渡って山手通りに出たら最寄りの歩道橋を渡ります。歩道橋を降りて渋谷方面に歩くとすぐに蟠龍寺(ばんりゅうじ)の入り口があります。碑は境内に入って本堂前の池のほとりにありますが、小さくて植え込みに囲まれていて目立ちませんのでご注意ください。目黒区教育委員会の蟠龍寺の解説板の背後にありますので、それを目印に探すといいでしょう。
蟠龍寺は、岩屋弁天の寺として有名です。弁天様は川の神様で、江戸では池の中の島などに祀られることが多い神様です。また数は少ないのですが、有名な江ノ島の弁天様の岩屋に倣って、洞窟内に祀られる弁天様もあります。こちらは境内の斜面に穴を掘り、そこに弁天像を安置する形で、江戸時代から有名でした。
しかし学校の情報が少ないです。1878年の開校ですが、どのような経緯でできたのかよくわかりません。現在の目黒区内では、八雲小、菅刈小に次いで3番目に古い学校、とのネットの記述も見られますが、肝心の下目黒小学校のページに学校の沿革の項目がありません。どうしたことでしょう? 八雲小学校、碑小学校などにはあります。また区の学校ページにもほとんど記述がありません。このあたりの扱いは、区の行政の姿勢でだいぶ違うところがあります。目黒区は学校教育に関心が薄いのでしょうか?
碑は創立50周年を記念して建てられたものですが、大きさも他の小学校の発祥碑と比べると小さいです。普通は寺などの場合、入り口など目立つところが多いですが、これは草むらの中です。うーーーっむ。
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