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名古屋藩徳川家中屋敷(麹町、上智大学)

上智大学が拡張し、ほぼ中屋敷と重なる広さに

62万石:(尾張、美濃、信濃、三河)
所在地:千代田区麹町6-5,2 紀尾井町6,7
最寄り駅:JR、東京メトロ四ツ谷駅

尾張徳川家上屋敷(市ヶ谷)
尾張徳川家下屋敷(戸山)
尾張徳川家下屋敷(川田久保)
尾張徳川家蔵屋敷(築地)
尾張徳川家屋敷(大久保その他)

 上智大学は明治末期に創立し徐々に敷地を広げてきたが、現在ではほぼその敷地が中屋敷の敷地と重なっている。藩主は在京時に上屋敷に滞在し、この中屋敷には世継ぎが住んだ。
 道路を挟んだ土手下には上智大学グラウンドがあるが、元は江戸城外堀の一部真田堀。敗戦後、そこに戦災瓦礫を運んで埋めるのを東京都が上智大学に無償で依頼し、その代わりグラウンドとして利用することを認めた。現在は10年更新の貸与契約。

1)屋敷跡標柱と解説板

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後ろのビルには以前は高級料亭の福田家があったが、現在はビル全体が上智大学の13号館となり、料亭は大学関係者の厚生福利施設「紀尾井亭」になっている。

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