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「日本の会員制総合スポーツクラブ発祥の地」

フィットネスクラブの3点セット備えた初施設

★ジャンル【スポーツ】
★場所 中野区中野2-14-16
★最寄駅 JR、東京メトロ中野駅

★碑文
特になし

★解説
 中野駅南口を降り左手、中野ZEROにつながる「もみじ山共栄千光会」を線路沿いにに進みます。途中のフィットネスクラブ「TAC 東京アスレティッククラブ」前にあります。赤い花崗岩の大きなオブジェがあるのですぐわかります。
 今回の発祥地のタイトルにもいろいろ注釈がありますね。「日本の」「会員制」「総合」と3つもついてます。そして「スポーツクラブ」という言葉も注意が必要です。素直に読むと「スポーツ」の「クラブ」で、近所のサッカークラブや野球チームも、みんな「スポーツクラブ」ですよね。
 ここで言っている「スポーツクラブ」は、「フィットネスクラブ」のことですね。では「フィットネスクラブ」とは何か。「スポーツジム」などとも言いますが、経済産業省の特定サービス産業実態調査での定義は、「室内プール、トレーニングジム、スタジオなど室内の運動施設を有し、インストラクター、トレーナーなどの指導員を配置し、会員にスポーツ、体力向上などのトレーニング方法などを教授する事業所」となっています。
 プール、ジム、スタジオが3点セットなのですね。ですからスイミングだけのスクールは「フィットネスクラブ」ではありません。またプールがないと入りません。
 1964年の東京五輪で体操のメダリストとなった小野喬(おの たかし)・清子(きよこ)夫妻が、1965年に始めた「池上スポーツクラブ」を「スポーツクラ

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