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「足立区年中無休ラジオ体操発祥之地」

雨の日も風の日もラジオ体操

★ジャンル【社会】
★場所 足立区千住3-22
★最寄駅 北千住駅

★碑文
特になし

★解説
 北千住駅西口を出て駅前通りを西に進みます。旧日光街道の通りを過ぎた次の裏通りを右へ入り北に向かいます。少し行くと千住本氷川神社があり、その境内に建っています。
 碑文の配置では、「ラジオ体操発祥之地」の文字がドカンと真ん中にあって、知らない人が見たら、「おお、ここが最初にラジオ体操をした場所か!」と驚きそうですが、もちろんそうではありませんね。右の「足立区年中無休」の文字と改行せずに続けて読むのが正しい理解です。
 つまり、「足立区で」「年中無休で」始めたのがここ、というわけです。しかし年中無休は確かにすごいです。ではいつからかというと、1952年の夏休みに当時の千寿第一小学校(現在の千寿本町小学校)のラジオ体操として始まったのが、それ以来年中無休で続いているそうです。千寿本町小学校は神社のすぐ南にあります。
 ラジオ体操の放送開始が1928年で。体操会の最も古いものは1929年開始と言ってますから。実はだいぶ後発です。
 しかし雨の日はどうしているのでしょう? なんと雨でも、午前6時半からやっているそうです。さすがに参加人数は減るものの、社殿の軒下や境内の銀杏の木の下などで対すおうをするそうです。
 碑は、この体操会を主催する氷川ラジオ体操会の30周年を記念して建てられました。碑の揮毫は衆院議員で環境庁長官だった鯨岡兵輔(くじらおか ひょうすけ)です。足立区議会議員から都議会議員を経て足立区などを地元に12期務めました。護憲派で有名な自民党議員でしたね。

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