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真田キャラ溢れる通り/紬で栄えた街の巨大木造建築/上田市

★「日本の城下町を愉しむ」一覧
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★都道府県 長野県
★城郭 上田城

 上田といえば真田。街は真田家、さらには架空の存在ながら真田十勇士らのキャラに満ちている。真田十勇士ウォーキングマップが整備され、道端に大きな案内板として立っている。いくつかの散策コースが例示してあり、道標もあるのでそれに沿って歩けば、城下町巡りができる。またルート沿いに十勇士の可愛らしい像、というより人形が置いてあり、この造形を楽しむのもありだろう。十勇士や真田一族の肖像付き解説版は、上田城へ向かう大通り沿いにも別のものがあるので、比較も楽しい。
 また駅から続く大通りの途中には「池波正太郎真田太平記館」がある。真田一族の活躍を描いた「真田太平記」はもちろん、池波氏の「鬼平犯科帳」「剣客商売」など代表作に関わる展示や、真田信繁(幸村)が活躍した大坂の陣の展示なども楽しめる。
 そこから少し北西に行けば、かつての北国街道の姿を色濃く残す柳町で、短い通りながらそば、パン、酒屋など多くの魅力的な店がひしめいている。
 明治以降は上田は絹の街として栄える。特に、生糸ではなく繭を紡いで作

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