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「第一日野小学校発祥之地」

住職が校長だった明治初期

★ジャンル【学校】 
★場所 品川区西五反田3-5-15
★最寄駅 目黒駅、五反田駅ともに7、8分

★碑文
特になし

★解説
 目黒駅と五反田駅の間の山手線内側を通る花房山通りの、首都高目黒線との角、南西側に徳蔵寺というお寺があります。その門前に建っています。
 この品川区の大崎地区は東京府に編入される前は大崎町と言いました。大崎地区には第一から第四まで4つの日野小学校があります(第二は現在、区立日野中学校と合併して品川区立日野学園になっています)。しかしこの「日野」という名前の由来がよくわかりません。第二以降は第一から分離して増えたのでしょうが、なぜこの大崎地区の最初の小学校の名前を「日野」としたのかがよくわからないのです。
 また普通、公立小学校のHPには学校の沿革の項目があるのですが、第一日野小学校にはそれがありません。発祥地である徳蔵寺のHPには明治初年以来の由来が書いてあるのですが、他の資料と一致しない点などもあり、ここで紹介するのに不安があります。「日野」の由来等、ご存じの方いらしたら教えてください。
 いずれにしろ1878年(明治11年)8月18日に、この徳蔵寺で公立小学校日野学校として発足したのは間違いないようです。当時の徳蔵寺住職が教育に熱心で、校長も兼ねていました。その後生徒数が増え、1884年に寺を出て、新校舎を建てます。現在は徳蔵寺から少し離れた西五反田6丁目に移っています。

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