切ない夜にはそっと抱きしめて

大きく分ければ分類化できるのかもしれませんが、文体ってのは人それぞれでして。プロアマ問わず、物書きの文章には所謂“らしさ”ってものが付与されてくるものだと思います。オリジナリティと称していいのか、単なる癖と捉えるべきなのかはわかりませんが、きっとそれは僕にもあるのだと思います。
懇意にさせて頂いている書き手さんにも過去に僕の文体模写をして頂いたことがありますが、意外と自分では気づけていないものもあったりして目から鱗が８枚ほど落ちました。いや、９枚だったかもしれません。もう10枚にしておきましょうか。キリがいいから。あとその方は僕のnoteの記事で頻繁にお名前が出てくる方なので今回は敢えて伏せております。「ちょいちょい名前出してくるけど好きなのかよ！ヒューヒュー！」とからかわれたら嫌だからです。ちげーし！好きは好きだけど、そんなんじゃねーし！やめろし！先生に言うし！
……続けていいですか？
とにかく。そういったものをですね、身近な人でやるには少々気が引けますので、典型的なヴィジュアル系バンドの歌詞における文体ってのを模写すべく筆を執った次第です。何事も勉強です。「そんなのやったって意味ないじゃん」と切り捨てることは簡単です。しかし実際にやってみなきゃわからないこともあります。そして、良いところはパクって、パクってって言い方もアレですけども。盗んで。盗んでって言い方もアレですけども。あのー、アレしたいワケでございますよ。そうすりゃ「ただの日記じゃねーか」なんて難癖つけられそうなものにも多少は意味が生まれてくるじゃないですか。えっ、そんなこと言われてるんですか？僕。
ちょっとショックです。誰が言ってたか後で教えて。LINEでいいから。ていうか、ただの日記で何が悪いんだド畜生が。地獄の業火に焼かれよ。独特の口の悪さですね。気をつけます。すみません。じゃあ、いきます。

煌めく星に導かれ
越えてきた幾千の夜
孤独の薔薇を抱きしめて
凍える朝を迎える Day by day

行き交う人々を見つめた
確かな揺らめきで時は過ぎる
絶望の福音が鳴り響き
崩れ落ちた Hello my HELL

※）どれだけ人は傷つけば
　　どれだけ人は争えば
　　希望のAngelは舞い降りる？
　　翼広げてあの空へ
　　暗闇の果てから問い掛けた
　　Shrimp my LOVE

（※繰り返し）

【訳】
寒いのに頑張って起きて、今日も今日とて電車に揺られてお仕事に行ったのに、面接ドタキャンの電話があって最悪でした。挙げ句の果てには、いい大人のくだらないイザコザの間に入ってお話を聞き、何もかも投げ出したい気持ちを必死で抑え込みながら「なんとか解決策を検討します」と言い残して上長に報告メールをして直帰しました。
ぼくはエビが好きです。

＊

★10月28日★
【速記記念日】
1882年10月28日、田鎖綱紀が東京・日本橋で自ら考案した速記法「日本傍聴筆記法」の第1回講習会を開催したことにちなみ、1888年の講習会の7周年記念会で制定。
現在は日本速記協会が中心となり、速記への関心を啓発するための催しなどを行っている。
【ABCの日】
1952年10月28日、社団法人日本ABC協会の前身・ABC懇談会が発足した日を記念し、同協会が1989年に制定。
【群馬県民の日】
明治4年10月28日（グレゴリオ暦1871年12月10日）に廃藩置県により「群馬県」の名称が初めて使われたことを記念し、群馬県が1985年に制定。この日の群馬県は休日扱いになる。
【岐阜県地震防災の日】
1891年のこの日に発生した濃尾地震にちなみ、岐阜県が2005年に制定。
【おだしの日】
おだしの素材となる、鰹節の製法「燻乾カビ付け製法」を考案した和歌山県日高郡印南町の漁民、2代目角屋甚太郎が、1707年のこの日に発生した宝永地震で亡くなったことから、株式会社太鼓亭が2016年に制定。
【透明美肌の日】
美しい素肌を「透明美肌」と表現してその大切さを再確認してもらうために、日付の「10」と「28」で「透明美肌」と読む語呂合わせから、株式会社クリスタルジェミーの中島香里社長が制定。

なんでしょうか。この並びでの【おだしの日】が妙におもしろく感じるのは僕だけでしょうか。茄子を「おなす」と呼ぶのもいいですよね。娘がたまに嫁を「ママさん」って呼ぶのも密かにツボです。

速読もそうですが、速記ってのに憧れます。本来こんなもんに時間かけてる場合じゃないですから、僕も。何やってるんですかね。ちゃんとしてほしいです。一家の大黒柱なんですから。ただ単純に素早く字を書くのは得意です。後から見返すと一切読めないんですけど。そういえば昔働いていた職場でアルバイトの子から「字が小３レベル」と言われたことがあります。お褒めに預かり光栄です。今日も一日、透明美肌で頑張らせて頂きます。
ご確認のほど、宜しくお願い致します。

御後が宜しい様で。