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【運動】スワイショウと呼ばれる腕振り運動

スワイショウと呼ばれる運動があります。

まっすぐにした体軸を中心に腕を振る運動です。



元々は太極拳の準備運動なのですが

体幹を鍛えたり、自律神経を整えるのに、とても効果がある動きです。

肩や腰の凝りにも効果がありますね。



ダイエット効果もある運動なのですが、体にかかる負担は小さいものです。

疲れることもなく、誰でもできる運動です。



私はスワイショウを始めてから一年以上経ちます。

始める前は、体の凝りに悩むときがあったのですが、

今はとても体がほぐれていることを実感できます。



また、お腹まわりも絞れてきました。

腹筋を鍛えることもできたわけですね。



スワイショウは腕を振る運動ですが

幾種類かあります。



毎日、私は三種類のスワイショウを欠かさずに行っています。

どのスワイショウも、力を抜いて体軸をまっすぐにすることが基本です。

体の力は抜いて、足の位置は肩幅ですね。



まずは、腕を上下に振るスワイショウ。

体をまっすぐにして、腕を前方に肩の高さにまで上げます。

そして力を抜くと、腕が後ろの方に振られていきます。


自然のままに振られた手が背中の方で止まったら

また腕を前に振り、肩の高さにまで上げます。



上げたら脱力して腕を後ろに振り抜き

振り抜いたら、また肩の高さにまでもってくる。



腕を上下に振る運動の繰り返しですね。



肩の高さまで腕を上げた時に膝を伸ばして

後ろに振り抜いた時に曲げることができれば

足腰の鍛錬にもなります。



次に、腕を体軸の周りで回すスワイショウ。

体軸はまっすぐですが、体をひねる腕振り運動です。



体の側面に力を抜いた腕をそえて、腰を回します。

首が後ろを向くくらい回すと、自然と腕も体を中心に回ります。



左右の腕が、反対側の背中に触るくらい回してから

今度は反対側に腰を回していきます。



そのまま軽く勢いをつけつつ、腕が体軸を中心として振られるように

腰を回していきます。



回した腕は体にまとわりつくようにします。



左右に腕が振られるときに、振られた方向の足に体重をかけるようにすれば

これも足腰を鍛えることに繋がります。




最後に、腕を頭上にまで上げて振るスワイショウ。

最初に紹介した上下の腕振り運動に似ていますね。



こちらの方は、腕を前の方に上げるときに

肩の高さではなく、頭上にまで上げるようにします。



そこから腕の力を抜き、背後に振り抜く。

そしてまた、その勢いを利用して頭上にまで腕を上げる。

その繰り返しですね。



最初にご紹介したスワイショウと違って、こちらは腕を高く上げるので、

勢いが付きすぎないように気をつけた方が良いでしょう。



脱力は基本ですが、腕を振り下ろすときに

丁寧に、心持ちゆっくりと動かすように心がけましょう。



この三種類のスワイショウを、一日最低でも一千回行うようにしています。

整体の効果はもちろんですが、自律神経の働きが整うことにより

気持ちを鎮めて、平穏な状態にすることもできます。



無心で腕を振って、動きに没頭することで

自我への執着も緩くなり、

心が素直になることを感じられます。



無理なくゆっくりと体を鍛えたい時

自律神経の働きを整えたい方時

心を安寧な状態にしたい時

スワイショウは効果がありますよ。

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