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コーチングのはじめかた4:セッション後に送るメッセージ

今回の記事ではコーチングのセッション後にクライアントに送っているメッセージについて参考内容も公開しながらお話します。
皆さんはセッション後にクライアントとどんなやりとりをやりとりしていますか?僕の場合ですが終了後早めに送るのがアンケートを送り、セッション後で決めたタスクを実行したと連絡をもらったタイミングでメッセージを送っています。アンケートに関しては以前テンプレートを記事で紹介しましたので合わせてご覧ください。

僕の体験や単発のクライアントのセッションの最後に基本タスクを決めています。クライアントの描く本当にやりたいことに向けて進むような内容で、直近で出来るもので決めることが多いです。そのタスクが実行できたら感想や、アウトプットを僕に送ってくださいねと約束してもらっています。それに対するメッセージを僕はとても大事にしていて、今回の記事のテーマとなります。

ベースとなる文章を公開

架空のクライアントに送る想定で、内容を公開します。あくまで全体の流れの参考です、クライアントによって内容を変えます。

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Aさん

先日はコーチングを受けていただきありがとうございました。
タスクの実施をご連絡いただきありがとうございました。
早速のトライ素晴らしいです!!!〇〇ページのまとめ方が特に印象的で、新しい視点でした。ちなみに資料を作ってみてどんな変化がありましたか?よろしければまた教えて下さい。
その後、お話に上がっていた上司とのコミュニケーションは改善されましたでしょうか?最初の一歩を踏み出せたAさんならきっと良い関係を築いていけると僕は信じています。

ここからはクロがコーチング中や終わってから感じたことやそれを元にした知識共有です。Aさんが良いと思える部分だけ受け取ってくださいね。

Aさんの未来を創る子供たちのために命を燃やすという強い言葉に僕は強く心を動かされました。未来についてお話しているときのAさんを見ていると僕もこういう大人と関わっていたかったなと思いました。そんな未来を見据えつつも目の前の課題であるチームにとっての利益を想う姿があって。場合よってはその上司と対立することもできたし、そのチームを離れる選択肢もあったと思います。それでもセッションという時間もお金も使ってあなたは相手と相手を通して自分と向き合うことを選んだ。本当に素晴らしいですし僕も勇気を貰いました。そこにはAさんの強みである共感性が生かされています、どうかそんな自分を褒めて大事にしてあげてください。

ここからは、更にAさんが加速していくために一つワークをお伝えします。
お話していてAさんは自分のことを責めるようなワードも多く、少し自分の肯定感が低いように感じました。人生を前に進む上で肯定感は重要で高めることでさらに目標達成が近づきます。よろしければ「5good」というものをやってみませんか?。

これは日々の良かったこと頑張ったことなど五個を毎日書くワークです。
手帳に僕はやってますがエクセルでもなんでも構いませんとにかく残すのです。内容も大きいことから小さいことまでなんでもいいです、無理にでも出します。(笑)

例えば
企画書作れた
ミーティングで意見が言えた
◯さんとプライベートな話できた
嫁とゆっくりした
とか
捻り出すときは
昼御飯旨かった
天気がよかった
とかね(笑)

これが日々自分の行動やあり方を褒める練習になります。繰り返していると自分の肯定感を高めるのと情報の整理に効果があるので良かったら試してみてください。自分を肯定する力は人生の幸せに直結します。

改めていろんなお話を聞かせていただき、本当にありがとうございました。Aさんの未来の子供たちのために自分の命を燃やすという想いと行動はこれからも多くの人を巻き込んで子供たちもその親御さんさえも変えていくと思います。僕はコーチとしてAさんの夢を心から応援しています。改めて今回はクロのコーチングを受けていただきありがとうございました。

クロ

★クロからのご案内★
これまでセッションを重ねる中で単発ではモチベーション維持が難しく、行動変容が起きづらいというクライアントを見てきました。
いつか自分で自信をもって提供できるスキルと仕組みができるまでは継続セッションは受け付けないと決めていましたが、
2020年4月に完成させました、現在継続セッションを希望するクライアントを募集してます。
コーチングの成果が最大限出るのは継続セッションを通してコーチとクライアントが伴奏し共に目標を目指すことです。
もしよろしければ概要をご確認いただきお気軽にご相談ください。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

【継続セッションの概要】
https://note.com/kuro_wd/n/na8e63ba73710

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目的とポイント

クライアントの勇気付けを行うことを一番の目的としています。もっと行動してみようと行動促進に繋がり、このまま進んで良いんだと自らを肯定してもらうことが重要です。その目的を基に内容を作っていきます。

①前段
まずはタスクを報告してもらっているのでそれに対する感謝と感想を述べます。アウトプットがあればそれを確認します。また話題に上がった課題やクライアントが気にしていた点に関しても触れます。
そして感じたこと、ワンポイントアドバイスにつながるようにします。これから伝えることはあくまで一つの意見であり、一つの知識なのでどうするかはクライアントさんの判断に任せますということを伝えます。

②セッション中の印象深いポイント
できるだけ具体的に、クライアントと話していてコーチとしてクライアントの言葉に感動した部分や、乗り越えようとする姿など未来に向けて更に進むためのエンジン(起点)になりそうなセッションでのシーンについて伝えます。

③手法や理論のシェア(アドバイス)
セッションの内容からこれをクライアントが知ると更に良いだろうとことについてあくまで一つの考え方としてお伝えします。上記は5goodという即実践できるワークについて伝えていますがここはクライアントによって毎回違います。アドラー心理学では課題の分離という考え方がありまして・・・とこういう考え方してみてはどうですか、という提案もあります。あとは心理学やコーチングに興味持ちました!って方も多いのでこれを読むと良いですよとオススメしています。
大きく下記の3つ
・取り組めるワーク
・アドラー心理学などの理論
・本
この人に合うだろうというものを選定してお伝えします。

④最後の勇気付けと告知
コーチとしてクライアントの夢を応援していることを全力で伝えます。セッションで聞いた未来などを引用しながら書きます。もうこれで最後の言葉になるかもしれないくらいの想いで(笑)。
告知に関してはセッションのときに継続セッションを案内出来ていない場合もあるし興味を持ってもらえていることもあるので、最後に少しだけご案内します。

まとめ

人によって内容は変えているのであくまでベースの流れのご紹介でした。このメッセージをクライアントに送るまでが僕のセッションです。タスクご報告いただいたあとのメッセージまでが僕のセッションなので是非タスクは行い連絡してくださいねとご案内しています。コーチングを提供している方は参考にしてもらえると嬉しいです。

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