ゲームによる人格形成(中学)
中学校入学(転校)
小学6年から転校した。友達がいない状態で中学校に入学。中学校にもなるとみんなゲームをしていた。ゲームなしでは人権がない。重要なコミュニケーションツールだった。
中学校では小学校と同じく野球部に入った。しかし、縦社会の厳しい野球部では、社交的と勘違いした、しゃしゃり野郎は格好のいじめの対象だった。
いじめはつらいよ
ボールを投げつけられ、椅子に座れば倒された。物を隠され、偽ラブレターを入れられ、勘違いして笑いものにされた。
結果として、いじめが続いたので野球部はやめた。。良い決心だった。
そして陸上部に入った。陸上部ではいじめられることはなかったが、2年生の時点での入部では、コミュニティはすでに形成されていたので、上手く馴染めなかった。。
ゲームを買ってくれ!
中学校で大流行したゲームがある。それはモンスターハンター。(以下モンハン)。モンハンはご存じの通り、みんなで協力してモンスターを倒す、協力型アクションゲームだ。
中学校では大流行した。これを逃す手はない。しかし、PSP+モンハンで約2万円もするので、親もタダでは買ってくれない。
次のテストで”C”ランクを取ることで買ってくれると約束した。(”C”は上位30%、これまで自分は”E"の50%)。頑張って勉強した結果、見事Cランクを獲得!(頑張った自分!)
しかし、親はNO! さすがにキレた。 駄々をこねた。かなりこねた。
だって自分にとっては死活問題だったから。結局買ってもらった。
僕を救ったモンスターハンター2nd
モンスターハンターではどんなウザいやつもどんなキモイやつも一緒に協力しなければモンスターは倒せない。
このゲーム性と生まれながら(?)のお節介が役にたったのか、割と上手プレイできた。常に罠を持ち、生命の粉塵を使用することは徹底した。(要するに地味な仕事)これをやることで、自分の役立ちをアピールし、攻撃も他の人に劣らないようにした。
こうして、高難度なモンスターを一緒に倒すことで、自分はついに中学校でも自然と輪の中に入れたのだ。
モンハンから学んだ他者への貢献
これは昔も今も変わらないが、やっぱり共通の目的をもって行動した人間は仲間認定がもらえる。
部活をサボると必ずハブられるし、コソ練をしてると、気づいたら認められている。
いじめられている人に自分ができる唯一のアドバイスは、グループの目標に対して真摯である姿勢を見せること。中学校のようにいろんなタイプの人が集まるところでは難しいけど。
PSP改造で見つけたオンリーワン
過去にPSPを改造して様々なことができたのをご存じだろうか。
これは様々なゲームやチートができるものだった(今は犯罪ですよ)ものすごく流行った。
この改造PSP持つことでも希少なステータスだったのだが、学校で自分を含む2名のみがPSPへの改造を施すことできたのである。
あまり明言できないので詳しいことは言わないが、これによりいじめからすべて解放された。
クソヤンキーからは無下には扱えない存在となった。ここからの中学生活は無難な生活を送り、無事卒業した。
ゲームが楽しいんじゃない。
ゲームは自分にとってはコミュニケーション手段だ。一人用のゲームも時々するが、他人とやっていないとすぐ飽きてしまう。
これはきっと協力型アクションゲームでメンバーの一員になることがゲームで得られる大きな快楽なんだろう。
自分の社会的な欲求を満たしてくれるから。(マズローの五大欲求の社会的な欲求に相当)
ゲームによって安全欲求(いじめの解消)と社会的欲求(協力プレイ)を得ることができた。
じゃあ次はゲームに求めるのは承認欲求か? そう、高校生になってからは対戦型ゲームにはまった。
まとめ:中学とゲーム
中学校でもゲームによって学生生活が救われた。ただし、昔のようにただゲームを強くなることで、立場を持つのではなく、コミュニケーションツールとして使えるようになってきた。
次は高校編
・中学経験を生かした友達作り
・高校デビュー
・ポケットモンスター乱数調整
・ゲーム離れ
・ゲーム好きを使って友達を作るには?
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