アメリカン・エキスプレスのヒルトン・オナーズ・カード 〜その5・カードを受け取るまで編〜
2021年3月13日(土)
念願のWelcome to AMEXメールが届いてWelcomeな気分の私に、妻がこんなニュースを一報してくれた。アメリカン・エキスプレス・プラチナカードを搾取した容疑で逮捕されたと。なんとまぁタイムリーな。
私のケースでも、審査は人の目を一切介さず、すべてコンピューター処理、AI処理であったのだろうと思っている。早すぎだもの。コンピューター処理ともなれば、悪だくみをもってそれをハックしようとする人も一定数現れる・・・起こるべくして起こった事件という印象。
加えてアメリカ的だなぁとも感じた。例えるとアメリカの大学は一般的に「入るより出るのが大変」と言われているが、つまり「あなたに入学(入会)の門戸は開けてあげるけど、ちゃんと勉強(支払い)しないなら断固とした処分をするよ。」という、ね。
・・・
さて、そんなことより自分のこと。
Welcome to AMEXメールを受け取ったあとの手順は次の通り。
・郵便でカード現物を受け取る
これだけ・・・なのだが、これが少しだけ面倒なものとなる。申し込み時にしていない本人確認・照合を、この手順内でやるのだ。
よって郵便でカード現物を受け取るためには、実際には次の3ステップを踏まなければならない。
・郵便局からの通知書を受け取る(自宅ポストに投函される)
・郵便局に、現物を受け取る日時や当日提示する身分証明書の番号を連絡する
・指定日時に郵便局員さんが現物を届けてくれる(その時に身分証明書を提示して局員さんに確認してもらう)
実は今朝、welcomeメールも来たことだし良いだろうと思い、アメックスのコールセンターに電話してしまった。
マンション住まいなので、郵便ポストは1階の共用エリアにある。何度もポストを覗きに降りていくのが面倒で、先に配達(問い合わせ)番号を教えてもらえないかと思ったのだ。番号がわかればオンラインで配達状況をチェックし、良きタイミングで1階に降りていけばいい。
対応いただいたオペレーターさんは、とても感じの良い方だった。先の、「カード申し込み受付完了のお知らせ」メールに記載されていた照会番号を伝え、次に本人確認ためのいくつかの質問に答えると、
・審査は完了している。(改めて、心の中で小さくガッツポーズ)
・カード現物は、前日の夜に印刷会社から郵便局に引き渡している。
・ただし、配達番号は教えられない。
とても丁寧に応えていただいた。
配達番号を教えられない理由を訊ねると、「正式な本人確認・照合が完了していないから」とのこと。この配達はその確認・照合をするものでもあり、確認・照合前に万が一にも配達番号が他人に知れてしまえば悪さをされるだろう。例のニュースに接したあとでもあるので納得し、こちらも丁寧にお礼を言って電話を切った。
あとで妻が「アメックスのオペレーターさんは丁寧で評判なのよ。」と教えてくれた。どこから仕入れた情報だろう?いずれにしても、真の顧客には丁寧に、そうでない輩は刑事告発・逮捕という、非常にメリハリの効いた対応だなぁと、これまた感心してしまった。
印刷会社はどこにあるのだろう?仮に関東なら、前日夜なら今日にも地元郵便局に到着している可能性がある。今すぐポストを覗きに1階まで降りていきたい衝動に駆られたが、今はあいにくの風雨。外廊下なので玄関開けた瞬間にズブ濡れになる。
・・・
雨もあがり暗くなったころ、満を持して1階へ。ポストを覗くとチラシに混じって何やらそれっぽい茶色の封筒が・・・
来てた!(嬉)
たいていの封書はバリバリっと指でちぎって封を開けてしまうのだが、こいつに関してはハサミを使って丁寧に開封。入っていたのは2枚の紙。
1枚は「本人限定受取郵便物等(特伝型)の到着のお知らせ」
もう1枚はPC・携帯・スマートフォン受付
ぽすくまとぽすこぐま(そんなキャラクターがいたとは知らなんだ)の仰せに従い、「ゆうびん 本人限定」で検索。
出てきたページのフォームに生年月日や身分証明書の種類や番号(数字だけなのに「全角」で入れろと。どういうこと?)、住所と希望受け取り日時を入力。
さあ明日だ!
翌日に続く。
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