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合格体験記〜神戸大学経済学部

こんにちは。

今回は神戸大学に合格した生徒さんの合格体験記をご紹介します。とくに国立二次の記述問題は、正確な採点が独力では難しいところがあります。きめ細かい添削指導を受ける必要性が高い部分です。

本文の文章について「あーだこーだ」やり取りしながら添削していくのは楽しいものです。

その際は、「上」から伝えすぎず、生徒さんと一緒に考え、疑問に寄り添うことを心がけています。

それでは、どうぞ。

国立二次の記述で「書ききる」力がついた

僕は、2019年、神戸大学経済学部に合格しました。

kuro先生の授業を受けようと思った理由は、記述問題は、添削をしてもらわなければ勉強しても成績が上がらないことを現役時代に感じていたからです。模試でも過去問でも国語の記述の成績がほかの科目に比べて低すぎたので、少しでもマシにしたいと思って添削してもらえる先生をネットで探しました。kuro先生のブログを読み、入試問題の解答速報も作っている!ということが決め手でした。

でもその時は、他の得意な二科目(英語、数学)をさらに伸ばし二次試験を乗り切ろうと考えていたので(まだ国語から逃げられたらいいなと思っていた)一度授業を受けてみようかな〜くらいの気持ちでした。本当に国語が大嫌いだったので正直言って続けられるとは思っていませんでしたし、実は続ける気もあまりなかったです。

最初の授業では、文章の添削に加えて文章そのものの解説がありました。予備校の授業よりもかなり充実していたことや、わからないことがあればその場ですぐ質問でき、質問しやすい先生だなと思い、10月から週に1、2回で続けることを決めました。

先生の授業を受けることで文章を読む力がついたり、問題文で聞かれていることを理解する力がついたりしたのも良かったですが、一番良かったと感じているのは記述問題で指定された文字数まで文章を書ききる力がついたことです。特に神戸大学は他の大学に比べて文字数が多く、それまで解答欄が埋められず困っていた僕にとって非常に役立ちました。

センター試験1ヵ月前のセンター対策のために中断しましたが、センター試験で目標の点数が取れて志望校確定した後からは、週に2、3回、直前1週間は2日に1回のペースで授業を受けました。授業のすぐ後には先生から添削答案とコメントが返却されて、復習にとても役立ちました。直前のハイペースの授業のおかげで文章を書く練習できました。この頃までには国語を恐れる気持ちがだいぶ薄まっていました。

神戸大学の試験当日、最初の科目は英語でした。難易度が例年より大幅に上がったことや、出題傾向が変わったこと、緊張などが原因で大失敗してしまいました。英語は得意科目で、絶対にコケてはいけない科目だと思っていたので、2科目目の数学は成功したとは言え、3科目目の国語に入る前の気持ちは絶望に近かったです。

しかし国語の試験が始まってみると、直前にハイペースで取り組んだ感覚が蘇ってきて練習通りの力が発揮でき、解答欄を埋めきることができました。解答欄を埋めきれた時は、先生から良い点数をつけてもらっていたので、もしかしてこれはいけるかもしれないという気持ちで発表日までを過ごすことができました。

得意な英数で苦手な国語をカバーしようと言う目論見とは違う形となりましたが、先生と取り組んだ国語のおかげで合格することができたと思っています。ずっと国立二次の国語の記述問題が大嫌いで避けていましたが、このような長い文章が書けるようになれたのも、kuro先生のおかげです。

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