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地理総合を始めて①

こんばんは。今日は地理総合について語ろうかと思います。
地理総合は、高校の地理歴史科の新課程の科目です。
高校の地理歴史科では地理総合と歴史総合が必修科目となっていて、自分の勤務校では、高1の科目となっています。
今年から新課程が開始され、私も今回初めて地理総合を担当しました。

地理Aについてはこれまで何度か経験がありましたが、もちろん地理総合とは、はじめましてです。一旦地理Aのことは忘れてまっさらな気持ちで臨んだ一年間でした。幸い、素晴らしい生徒たちにも助けられて、一緒にこれまで取組んでこれました。そんな授業もあと2カ月で終わりです。

せっかくなので今年度やってきた取組について、今後不定期ではありますが、自分の備忘録や振り返りを兼ねて書いていこうかなと考えています。
私のつたない取組の記録ですが、もし誰かの今後の参考になれたなと思います。

地理総合をやる上で気をつけたいなと思っていたのは、地理総合は好奇心を育み、楽しい科目であり、それから生活や実践的な力を育む科目にしたいなということです。

とはいえ、年度の前半はどちらかというと従来型の授業の延長線上で考えてしまうことが多かったように思います。どこまで知識を扱うべきか悩んだ部分もありました。特に地形と気候は少し地理Aのイメージを引きずりすぎたかなという印象がありました。

転機として大きかったのは、年度途中からのタブレット端末の導入です。校内のWiFi接続環境の問題はありましたが、授業の中でできることの幅が広がったので、より学びの主導権を生徒たちに任せる場面が多くできたかと考えています。

次回は地理総合の探究の単元ごとにこんなことやった、これはうまくいかなかった、こうすればよかったのかなというのを書きたいなと思います。

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