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あなたじゃなきゃ、掴めない手がある

自分の中に強い想いがあるのに、それを言葉にしたり、多くの人に届けようと行動することが出来ない、そんな時期が私にはありました。

もしも私と、著名人が同じ言葉をSNSで発信したらどうなるだろう。

閲覧数もリアクションも圧倒的に後者の方が多くなる。
それに、そこから得られるエネルギー量も全然違う、そう感じます。


それなら、私が想いを届けようとする意味はなんなのだろう。
私なんかよりも、もっと影響力のある人がやったほうがいいに決まってる。


そんなことを考えながら、自分が行動する意味を失っていました。

でも、そんなときに出会った言葉があります。


”全員を救える人なんて、いないんだよ。”


私は学生の頃、トリアージという言葉を学びました。

多くの人が傷ついていても、全員を救うことは出来ない。
だから、救える人を救うことを最優先する。

私は何年も前に、この事実を知っていたんです。

でも、時が経つにつれてその記憶は薄れていました。


思い返してみれば、私はいろいろな人の言葉に救われてきました。

著名人もいれば、友達であったり、家族であったり。

決して、影響力がある人から、というわけではない。


”誰かの力になりたい、そんな想いを持った人”


きっとそれが共通点だったのだと思います。

私の言葉で救われる人が、きっといる。
だから、あなたの言葉で救われる人も、きっといる。

自分ができる限りのことをしよう。

自分ができる限り、手を伸ばそう。

救える人が、この世にたった一人しかいなかったとしても。

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