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地域取材をする際に気をつけること5選-初心者に送るアドバイス-

こんにちは、くろです。

先日初めて地域の施設へ取材を経験させて頂きました。そこで今回は、初めて地域への取材を経験したことで感じた気をつけることを、取材前、取材中それぞれに分けて紹介します。

取材前の準備で気をつけること

取材前の事前準備で、気をつけるべきと感じたことは次の3点です。

1.動き出しは早く

実際に取材へ行くと決まれば、早めに行動していきましょう。取材へ行く側もそうだと思いますが、取材を受けてくれる側も、特にインタビューに割ける時間は限られている場合が多いです。少しでもお互いにとってベストな日程で行えるよう、早めに日程のオファーを行い、取材日時を確定させましょう。

2.構成はしっかり

取材日程が決まればそこから逆算して、記事全体の構成を考えていきましょう。
「なぜその人やその場所へ取材へ行くのか」「どのようにしてその人やその場所を紹介していくのか」「自分自身がどのような記事を書きたいのか」という事をしっかり考えていきましょう。構成によって取材相手への質問事項も変わってくる事もあるので、後悔のない取材にするためにも、非常に重要なポイントです。

3.イメージは片思いの相手

構成が決まれば、次にやることは取材相手への質問内容。取材を受けてくれる相手のSNSはもちろん、過去に他のメディアから受けた取材で答えた内容など、その人の事を大好きになって徹底的に調べ尽くします。イメージとしては片思いの相手。プロのライターの方は、質問と相手が答えてくるであろう回答内容まで、想定しているとのことです。

とはいえ、初めてでいきなり回答の想定まで100%用意することは厳しいでしょう。その中で私が初めて取材をして感じたことは、答えが用意できなかったところにヒントがあるということ。答えが用意できなかったということは、言い換えればその部分が他のメディアとの差になったり、自分自身が実際に取材へ行って感じたことのポイントになるのではないかと思います。

取材当日に気をつけること

続いて取材当日に気をつけるべきと感じたことは次の2点です。

1.2つ以上で録音

実際に取材をする際はまず、しっかり録音することを意識しましょう。理想は2つ以上の機器で録音すること。どんなにしっかり準備したつもりでも、ミスはつきものです。しかし録音できていないというミスは取り返しのつかないことになるので、片方はうまく録音できていないくらいの気持ちで、取材に挑めるといいですね。

また録音機器は、取材するあなた自身と取材相手の中間に置きましょう。その方が音がバランスよく取れ、取材後の文字起こしもしやすくなります。いきなり自分と相手の間に置くと、えっ?と思う人もいるかも知れませんが、一言添えた上で置けば気持ちよく置かせてくれる人がほとんどだと思います。

2.なんでも写真を撮る

取材相手へのインタビューの前後では、写真を撮る事がほとんどです。その際、ちょっとでも気になったものは何でも撮りましょう。「この写真、この画角の写真はいらないかな」を決めるのは取材中ではなく、取材後だと思っていいです。

また当たり前のことですが、写真を撮る際は簡単で構わないので、相手の許可を得ましょう。特に私自身の初めての取材の場合、対象が施設でもあったので「他のお客様が映らない範囲で色々と撮影させていいですか?」と一声添えただけで、お互いに気分よく、その施設内を様々角度で、たくさんの写真を撮ることができました。

事前の準備で8割が決まる

取材記事がうまくいくかは、事前の準備で8割が決まると言われています。取材へ行くと決まれば、まずは早め早めに行動していきましょう。また私自身の初めての取材の地域取材での最大の反省点は、事前準備で2つ目に紹介させて頂いた構成。意識はしたつもりでしたが不安定だった結果、取材をした後に記事へする際に想像以上に苦労しました。

皆さんは私と同じ失敗をしないために、まずはとにかく構成をしっかりしましょう。

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