終息への旅は長く感じるけれど、私たちはすでに明るい時代に向けて動いています。幸運なことに、私たちは面と向かって会えなくても、オンラインなどで連絡を取る手段を持っています。物理的に同じ場所にいなくても、心を近くに寄せることはできます。小さなやさしさで周りの人を元気づけましょう。 <サンナ・マリン/フィンランド首相> ■ひとこと こんなに長引くだなんて思ってもいなかったコロナだが、今が最も猛威を振るっている。 人間ってもともとソーシャルな生き物だから、つながりの太さによっ
いつもクヨクヨ悩んでいる人は、悩みのタネが尽きないから悩んでいるのではありません。 心が不安定だから、どんな問題でも否定的で不安定な状態に見えてしまうのです。 一刻も早くこの悪循環を断ち切る必要があります。 <ジョセフ・マーフィー/宗教家、著述家> ■ひとこと いつからだろうか、 仕事がうまくいくかどうかの要因はテクニカルなスキルよりも、心の状態のほうが断然重要なんだってことに気付いてしまった。 (とはいえ、スキルが不要ということではない) このことは手強い難問に
人は実はいつも語りたがっている。 自分の中のものを表に出す作業はきっと気持ちがいいのだ。 <瀬尾まいこ/作家> ■ひとこと 人は誰しも自分の中にあるものを何らかの方法で表現したい欲求があって、 描くのが得意な人は絵で、 書くのが得意な人は文で、 造るのが得意な人は造形物で、 自分を表現したら良いと思うんだ。 もちろん、表現するものは何も目に見えるものだけではなくて、 歌うのが得意な人は歌で、 話すのが得意な人はスピーチで、 演じるのが得意な人は演技で。 自分を表
全ての夢が破れ、絶望したとき人は死を考える。 まわりから責められ、孤立無援となり、望みが絶たれる。 そんなとき、ちょっとひとこと声をかける人がいるだけで、死なずにすむことがある。 心に深い悩みを抱え、絶望しているときは、どうしようもない孤独感に苛まされているときだ。 孤独をいやしてくれるのは、温かい言葉や、挨拶や、笑顔や、まなざし。 生きてゆく力がなくなる時、少しでも力を与えられるような人になりたい。 <西原 宏夫「人の心に灯をともす」より> ■ひとこと これまでの
納得しなければ行動しない人は活動家ではない。 呼吸するように行動すべきなのだ。 <ジョルジュ・クレマンソー/フランスの政治家> ■ひとこと ただ闇雲に動き回れば良いというものではないでしょうけれど、 自分で見て、聞いて、触れて、話すことで分かることも多いです。 私なんかは元々机に向かってじっと考え込んだりするのは性に合わない、という理由もあって、一日の大半をあちこち動き回っています。 (ここ最近はリアルでは動けてませんが、オンライン上で!) まさに呼吸するように
自信っていったい何なんだろうな。 自分の能力が評価される、自分の人柄が愛される、自分の立場が誇れる、 そういうことだが、それより、何より、肝心なのは、自分で自分を"良し"と納得することかもしれない。 <佐藤多佳子/小説家> ■ひとこと 一日は24時間しかないのに、 一年は365日しかないのに、 人間の一生はたかだか70年ちょっとぐらいしかないのに、 君と過ごせる時間はわずかしかないのに、 何をやってるんだ、僕は! 【お知らせ】 LINEはじめました。定期的
人間というものは、少しやさしすぎるくらいでなけりゃ。 もともと十分やさしくあり得ないのだから。 <マリヴォー/劇作家> ■ひとこと この人生において「自分」こそ、自分の人生に於いて何より大事である。 だから、自分を幸せにすることに貪欲でいてよいと思う。 そして、もうちょっとその考えを深めていくと、自分ひとりだけ幸せになろうとしたって無理なことに、ふと気がつく。 なぜならば、、、 人は感情を分かち合えることに喜びを感じるようにできていて、 「楽しいね!」「美味しいね
他人の繁栄をはからなければ、自らも栄えない。私はそれを「善の巡環」と呼んでいる。 個人や企業の繁栄がそのまま社会の繁栄へとつながっていく。池に石を投げると波紋が大きな輪になって広がっていくように。 <吉田忠雄/YKK株式会社創業者> ■ひとこと 僕たちが人間らしく生きるために必要なこと。 ・安心して口に入れることができる食べ物/飲み物 ・具合が悪くなったときに診てくれる医療サービス ・雨風や寒さから身を守ってくれる衣服や住処 そして、 ・困ったときやさみしい
お互いの仕事なり職業というのは、それぞれに自分の意志で選び、自分の力でやっているようではあるが、本来は社会がそれを必要としているからこそ成り立つものである。 つまり、自分がやっているのではなく、社会にやらせてもらっているのだということが言えると思う。 <松下幸之助/実業家、発明家、著述家> ■ひとこと この言葉には深いものを感じます。 ビジネスのことだけ考えていれば、 『マーケットのニーズがあるからこそ、そのニーズを満たすためのスキルを提供する』 ということになる
思考は現実化する、という。でも、それを信じていない人が、たまにいる。 「そんなうまくいくはずない」とか、「人生甘くない」とか。 そう、そういう人は「うまくいかない」と考えた通りに、うまくいかない人生を歩んでいる。 <和田清華/作家、起業家> ■ひとこと 「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」という言葉もあるように、 物事をうまくいかせるためには運頼みではやっぱりダメで、最善と思える行動すること。 さらに言えば、 自分だけで考える最善には
「鷹」 それは、食物連鎖を制する者。 長年無敵の鳥の王は、新参者を侮っていた。 「若造ごときに何ができる」と。 「おれは鷹だ」とあざ笑う。 一年経ち、鷹は笑う。 「だから言ったろムリだろ」と。 「やめておけよ」とほくそ笑む。 数年経ち、鷹は焦る。 「結果が出たのはまぐれだ」と。 「いずれ消える」と声を張る。 十年経ち、鷹は黙る。 高を括ったその鷹は、新参者に括られたのだ。 <成田遼/エッセイスト> ■ひとこと 意気がる者(生意気な人)に対して、大人たちは往々にし
金が仕事の副産物で、仕事に対する主な動機ではないとき、 仕事はうまくいく。 <マーリーン・モディカ・マシューズ/米国作家> ■ひとこと カネ、カネ言っていると、カネは逃げていく。 やることもやらんで、先にもらうことばっかり考えてるヤツに、良い仕事なんてできまへん。 これは自分への戒め。 一方で、 自分の下で共に動いてくれる仲間には、やはりご褒美(報酬)を与える気持ちを常に忘れないこと。 報酬といっても、何もお金だけではありません。 時には、お金が必要な場合もあ
裏切られても 信じることから 奪われても 与えることから 寂しくても 分け合うことから 悲しくても 微笑むことから 誰もが皆自由に生きてゆくことを許し合えればいいのさ 今夜素敵な夢を描いて 自由への扉を開いてみるのさ きっとそこに信じていた 全ての姿があるはずさ <尾崎豊「自由への扉」より> ■ひとこと もらったからお返しする。 これは当たり前。 そうじゃなくて、 何もなくても自分から提供する。 「提供してあげたい」という気持ちを持てることが、豊かな人生を築くた
人の生き方って、非難するよりも認めるほうが実は難しい。 でも、その人にはその人なりの葛藤があって、その上で一生懸命生きているわけだから、勝手な思い込みで決めつけちゃいけない。 <小池栄子/女優> ■ひとこと 自分には理解し難い行動をとる人。 自分の主義・主張を全力で押し付けてくる人。 ホントのこと言うと尊敬はできないけれど、でも、非難しないようにしている。 非難したって誰もしあわせにはならないからねえ。 受け入れるのが難しければ、そっとしておくのが良いね。
ほめるということは、 素晴らしいとか最高だといった直接的な言葉を投げかけることではなく、 相手をちゃんと見てあげることなんです。 <草野満代/アナウンサー> ■ひとこと 中3の息子との折り合いがよくない。 何かと歯向かってくるし、親の言うことはまず聞かない。 ほめるべき点など見つからず、それどころか至らない点が多いので、ついつい「あれしろ、これしろ」と口やかましく言ってしまう。 そして、ますます口ごたえし折り合いは悪くなる。 コロナッチョのせいで、四六時中、家に
幸せな人生には2種類のメガネが必要です。 ひとつは人生の目標を眺めるための遠メガネ。 もうひとつは日々の小さな喜びを見落とさないための虫メガネ。 <中山庸子/エッセイスト> ■ひとこと 今日という一日を疎かにしない。 そのために最近やっていること。 朝起きたら、すぐに『今日やることメニュー』を紙に書き出す、こんな具合に。 ・逆立ち 30秒×4セット ・腹筋 30回×4セット ・○さんにメール返信する ・掃除機をかける ・ ・ 一日のメニューを作る重