Muikku vol.4-歴史溢れる小林家でタイムスリップ編-を終えて
こんにちは!SAyAです。
6月15日に開催したミートアップイベント『Muikku(くりやまカメラの会)-歴史溢れる小林家でタイムスリップ編』のことをご報告いたします!
今回の内容は明治30年に建築された小林酒造の蔵元の生家「小林家」の家屋ガイド付きツアー&撮影会を開催しました。
歴史溢れる小林家でタイムスリップ編
町内外から17名の参加者さんが集まりました。
10:45に小林酒造の駐車場付近に集合し、まずは開会式をしました。
その後、小林家の守り人の小林千栄子さん(㈱小林家/代表取締役)がお迎えに来てくれました。
みなさんで、小林家に移動しました。
小林家の周辺もフォトジェニックなところばかりで
カメラ好きな皆さんは、早速レンズを向けシャッターをきります♪
このあと、いよいよ小林家へ!
商家の商いコース
今回のコースは商家の商いコースです。
商家の商いコースは4,5,6,10,11,12月と決められています。
実は私自身このコースは初めてでしたので、とても楽しみにしていました。
もうひとつのコースは商家の暮らしコース(1,2,3,7,8,9月)
というものです。
2月に参加した時は極寒でしたが(小林家のキャッチフレーズは
「春夏秋冬、外より寒い小林家」とのことです笑)毛糸の靴下を貸してくださったり、炉でお餅を焼いてくれたりと冬ならではのサービスがございました。
個人でも事前予約をすればガイドツアーに参加することができますので
ご興味のあるかたは是非ウェブサイトにてご確認の上お申し込みください*
そして、なにやら二つのコースのご案内を終えたお客様の特典として
「コリンゴの部屋(通称秘密の小部屋)」を公開しているそうです。
まだ行けていないのですが、とっても気になりますよね。
遊び心がある感じも良いですよね*
今回は、くりやまカメラの会ということで、撮影会も兼ねてのツアーをさせていただきたいとお願いさせていただいたところ、特別に撮影できるお部屋をひとつ追加していただけました。
(お心遣い有難うございます!!)
所要時間は約2時間。
人数が多かったので、2チームに分かれました。
■守り人(ガイド)小林敦子さんのチーム⇒
(9名+スタッフの三木さん)
■守り人(ガイド)小林千栄子さんのチーム⇒
(8名+SAyA)
期待を膨らませながら、小林家に入りました。
千枚の布
小林家に行ったことのあるかたは、誰もが目にしたことがある
第一の写真スポット「千枚の布」
小林酒造二代目社長米三郎さんの華やかな商家の暮らしの影では、妻であるチヨさんが質素な暮らしを心がけ、日々「もったいない精神」を貫き、どんなに夫の帰りが遅くても、苦しいことがあっても、家を守り、支えるひたむきな姿がこの千枚の布を通し、目に浮かんできます。
私も、ここにくると、改めて物をひとつひとつ大切にしようと背筋がピッとなります。
旧事務所(創業時の帳場)
第二の撮影ポイント「旧事務所(創業時の帳場)」では、当時、お客様が空の徳利を持参し、量り売りをしていたお酒を購入していたそうです。
先代のおじいさま(千栄子さんの祖父:小林酒造二代目社長米三郎さん)が当時集めていた高価な置物や工芸品、道具が、何十年前のものとは思えないほどに良い状態で保管されていました。おじいさまが亡くなられ、炭鉱がつぎつぎと閉山し、生活が苦しくなった時も、なにひとつ売りに出すことをしなかったと言います。辛抱しながら守り抜いたんですね。
この時代に、そのままの状態で残されているお部屋に足を踏みいれることができるのはとても貴重でまさに令和から明治へ「タイムスリップ」今回のテーマにぴったりでした。
皆さん、思い思いの撮影時間を楽しむことができたのかなと思います。
大広間
第三の撮影ポイント「大広間」
当時の宴会会場といいますか、ここでお食事をしたり、お酒を交わしたり
していたと言います。
炉の部屋
第四の撮影ポイント「炉の部屋」
きっとみなさんが密かに楽しみにしていたお茶タイム。
甘酒とお抹茶と干菓子をいただきました。
それぞれ違った美しい器に注がれたお抹茶と
小林家特製の甘酒を楽しみました。
甘酒が注がれた器も古くからある貴重なものですが
せっかくあるんだから使いましょうということで
喫茶コーナー用にすこしだけ下して長い間、実際に使用しているとのこと。
甘酒に関して、よく耳にするのは「甘酒苦手なのだけど、ここの甘酒は美味しいから飲めるんだよね。」と、とても好評な小林家の甘酒です。
おかわりも用意されており、参加者さんと小林家のおいしい甘酒を味わいました。
まろやかで、優しい甘味の甘酒です。
売店でも時期によっては酒粕が買えますので、
ご家庭でもおいしい甘酒が作ることができます。
甘酒好きなかたは是非そちらもチェックしてみてくださいね。
どのお部屋も本当に楽しくてあっという間の二時間でした。
個人的には洋間(音楽のお部屋でした!)に大興奮、ピアノなどの鍵盤楽器をはじめ、100年以上も前のレコードプレイヤーがあり、音も聴かせていただくことができました。
音楽をしている身としては、とても嬉しくて、本当は写真も撮りたかったのですが撮影NGなお部屋でしたので、目と耳にしっかりと焼き付けました。
今回は写真撮影OKなお部屋だけを紹介させていただきましたが、どのお部屋も楽しめるので是非みなさんにも一度このツアーに参加していただきたいです。
最後に
くりやまカメラの会も第四回を迎えました。
この2年間私自身も、積極的にフォトツアーに参加したり、フォトコミュニティを視察したり他の町を訪れる機会がありました。行く先行く先、素敵な出会いがあって、その町を身近に感じたり好きになったり、その度に自分の町では何ができるかな?とワクワクしていました。
その町にあったスタイルや、内容で自分の町を好きになってもらえるようなきっかけのイベントを企画するのは簡単ではないですが
今自分がくりやまカメラの会の事務局側として、まずは自分がお客さんとして参加したら心から楽しいと感じるものをイメージし、まずはそこを一番に考えることを実践しています。イベントとして4回目を終えたところで、次のステップとしてはフォトコミュニティを発展させるところです。
日頃から栗山町の魅力が継続して発信されているという状況を作りたいと考えています。お仕事だからとかではなく、自らこの町の魅力を「楽しく」丁寧に発信していくこと。心を込めて発信することで、きっと受け手に伝わる情報発信ができると思うからです。仲間同士が楽しく交流でき、互いを尊重しながら、少しずつ高めていけるそんなフォトコミュニティを目指しています。メンバースカウトに関して徐々に動いていくと思いますので
その時は話を聞いてくださると嬉しいです。
とにかく毎回、このイベントで出会うかたとの交流が嬉しく、結局はこれが正解だったりするのかななんて、楽観的な私ではありますが、ここからがスタート地点という気持ちを忘れずに、取り組んでいきたいと思います。栗山町に来れたから、出会えた新しい自分の世界に感謝して。
参加してくださった皆様、小林家/小林千栄子さん、小林敦子さん、
スタッフの三木さん、改めて感謝いたします。有難うございました。
SAyA
集合写真
みなさんの写真は順次に栗山町公式インスタグラム「くりやまのおと」の
ストーリーズでもシェアさせていただいております♪
ハイライトに保存しています ハイライト名:カメラの会4
素敵な写真ばかりで、小林家の皆さんも喜んでいると聞きました*
また改めてご紹介したいと思います*
ハッシュタグ #くりやまのおと #くりやまカメラの会 #栗山町
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