刺し子のふきんを作る 2017秋
先日、ピンクッションを作りました。
さて、つづきまして、刺し子のふきんを作ります。
刺し子の中でも一目刺しと呼ばれる最もシンプルなタイプ。裁縫の基本でもある「並縫い(なみぬい)」をひたすら繰り返して、紋様を描いていきます。
基本の並縫いくらい、楽勝にできる、と思っていました。この単純な「並縫い」がなかなか難儀しまして。シンプルな作業ほどその技量が試される、あの感じがします。
自分の指先の器用さを過大評価していたと、またしても思い知らされる。
たくさんある柄の中からチョイスしたのは、分銅つなぎという柄。ゆるやかな曲線がいい感じです。濃紺の木綿糸でやっていきます
分銅といえば、鎖鎌の鎌じゃない側についてるやつですね。あと上皿天秤とか思い出します。
線が交差するところは、表地に縫い目が出ないようにするのがポイントのようです。交差してないのに、交差して見える。楽しげです
並縫いの調子がそろって仕上げられると、より柄が引き立つんだと思います。精進します
完成したよ
ちくちくと、主に夜に作業していましたが、朝とか午前中に作業するのも良さそうです。頭が冴える感じがするし、明るいほうが作業しやすいし。
手元にあった文房具と並べて撮影してみました。「ふきん」だから、やはりキッチン周りで使ってあげたいですね。だんだん汚れて傷んでいくのでしょう。
もったいないな〜〜って気持ちもありますが、それが布巾のお仕事。
洗い替えを複数枚、作っておこうと思います。
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