見出し画像

旨辛という話

私は辛い食べ物が好きではない。

だからという訳ではないが、1つ疑問に思っていることがある。

旨辛というものは本来存在しないものなのではないかと。

辛いという感覚は味覚ではなく痛覚だからだ。

辛いという痛覚から旨いという感覚を得れるわけがないのだ。

本来なら辛い食べ物を食べたときの反応は美味いや旨いではなく、心地よい痛さとかであるべきなのだ。

なのに辛いものを食べて美味いなんていう奴は結構いる。

おかしな話だ。

辛い食べ物達としても自分達が美味いと評されるなんて夢にも思っていなかったことだろう。

ちなみに人が辛いものを欲するのには理由がある。

辛いものを食べるとヒリヒリとした痛みを感じ、その痛みを抑えるためにβエンドルフィンという脳内物質が分泌される。

βエンドルフィンは快感をもたらす脳内物質だそうで、その快感を再び味わうために辛いものを食べる。

辛いものを快感だと脳が勘違いして更に強い刺激を求めて激辛を食べたりするそう。

一部だけを切り取ると非合法薬物接種者と勘違いされそうな感じだ。

まあ、つらつらと書いてきたが今日の私が伝えたいことは2つ。

辛いものには依存性があるから食べすぎると良くないよということ。

あと1つは辛いものを食べるときは美味いとか旨いじゃなくて心地よい痛みとか言いながら食べてほしいということだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?