気楽な第三者。
最近殺人だったり、暴行や傷害のニュースがあると加害者側にはこういう事情があったからしょうがないって言う人を見かける。
なんなら被害者側に責任があるのではないかなんていうトンチキもいるし、一部の人は女性には極端に情状酌量を求める奴もいるからややこしい。
被害者がそういうならまだ分かるんだけど、驚くときにしょうがないと言う人達は全く関係ない第三者。
そりゃ自分達には関係ないから真剣に考えられないのかもしれないけど、あまりにも無責任だ。
そういう人は相手に事情さえあれば自分が被害者になっても潔く受け入れるのかといえば、恐らくそんなことはないのに。
そもそも悲しい過去があるなら加害者になってもしょうがないみたいな考え方が私には理解できない。
一度道を誤ったやつはサンドバッグにして良いという考え方も嫌いだが、あまりにも加害者ファーストすぎる。
加害者の事情を汲み取れる能力があるのに、被害者がなぜ被害を受けなければならなかったのかに考えが回っていない。
人が人を傷つけるのをしょうがないなんて言い出したら終わりだ。
それでも人を傷つけなきゃ収まりがつかないとか事情があるならしょうがないって人達はそれ相応の覚悟を持って欲しいもんだね。
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