美化するものよ、思い出は。 

自分達の世代の若い頃を美化するなっていう人がいる。

私はそうは思わない、だって思い出なんて美化してしまうものだから。

ワルかったあいつも、お転婆なあのこも、大人しかったあの人も、人は平等にあの頃の自分達を美化して見てる。

今の若い世代だって同じ道を辿るだろう。

それはしょうがないことだ、どんな人でも自分達の辿ってきた道が間違いだったなんて言いたくないし、認めたくない。

だから、美化して綺麗な思い出として燦然と輝き続けさせなきゃいけない。

自分の情けない姿をありのまま受け入れることが出来る人は少ない。

辛い現実に直面しているときは特にね。

せめて思い出だけでも綺麗じゃないと、耐えられないでしょ?

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