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適応という話

既に完成された仲間の輪に入っていくのは大変だ。

新しく自分達の輪に入ってこようとする人間に対してのハードルは高くなるからだ。

学生時代であれば、面白い奴だったり何か一目を置かれる要素が必要だったり、社会人であればコミュニケーション能力やシンプルに仕事が出来るなどの能力が求められる。

なんていうのは正直どちらでも良い。

そんなことより、いちばん重要なことがある。

自分達の輪を乱さないかどうかだ。

正直どれだけ凄いやつだとしても、今完成されている輪を乱す可能性のあるものは弾かれやすい。

集団が求めているのは、どれだけ自分達の形成してきたこの輪の中に適応する能力があるのかそれだけなのだ。

不安分子をわざわざ仲間に入れるリスクを誰も負いたくはない。

かといって適当な輪の中に入ると、聞いたこともない神様に指名料金が発生する集団に入ったり、夜の校舎窓ガラス壊してまわる集団に入ってしまうかもしれないから焦りは禁物だ。




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