My Little Lover

君と手をつなぎ

歩いてきた道程は

いろんな幸せが

詰め込まれていた


水溜まりの上

自由に泳ぐアメンボ

一隻の笹舟浮かべて

溺れないようにって

君は笑顔浮かべてた

そんな無邪気な

子供のような

君を僕は好きになった


手と手つないで

このままずっと

生きていける

一緒にいれる

何故かそんな自信が

湧き出ていたあの頃から

これまでのキセキは

光で溢れている

たまにケンカして

沈黙の時が流れてた

それでも二人は

肩並べていた


雨が降ったら

傘を二つ並べて

虹は出るかなと

話していた

狭い道では

片方の傘に入って

冷えた君の手を

僕の上着のポケットに入れ

暖め合う


このままずっと

狭い道と雨が

続けばいいのにと

思えば思うほどに

何よりも早く過ぎてく

君の小さな手は

少しだけ震えていた


雨はそして

あがっていく


光が急に溢れだして

小鳥が歌い始めると

七色の架け橋が

青空に描かれていた

君は目を輝かせ

綺麗だねって

笑っていた

*******************

昔の詩を振り返る時間の始まりです。

皆さんはハローアゲインという名曲をご存知でしょうか。詩のタイトルがグループ名のあの曲です。

あの曲を当時改めて聴く機会があり、更に好きになった時がありました。

その時あの曲に合わせて替え歌を作ろうと書いた詞です。

そのためこの詩の内容は完全なフィクションです。

でもきっと世界にはこんな2人は存在してて、このような詩の一幕があったりするんだろうと想像するとポカポカします。

想像なのか妄想なのかはわかりませんが、皆さんもぜひ心をポカポカさせてみてください。

最後まで読んで頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

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