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「これはこれは」と3人で黙々と食べる

12月3日(日)

のんびりとした目覚めだった。とはいえ受験が近づいている小学生がいるので、あまり寝坊もできず、9時には模擬試験を開始できるように朝ご飯を食べ洗濯機を回した。

ピリッとした空気を出してほしいところだけれど、のんびりした雰囲気で模擬試験を開始した。国語の物語文は好きらしく、毎回何が出題されるかを楽しみにしている。私もそうだったが、国語の教科書が配られたらまっさきに読破するタイプだ。

夫婦交互で監督官をやりながら溜まった家事を片付け、身支度を済ませる。一人が模擬試験用の問題をコピーしにコンビニに行った。数回分準備をする必要があるためだ。家にはA4までのプリントができるプリンターしかないけれど、A3での印刷が必要なため、毎週のように赤本を小脇に抱えながら印刷をしにコンビニに行く。なるべく占領しないように多くても2回分の問題集を印刷紙にいく姿は、あと何回見れるのだろうか。

お昼を少し過ぎた後、一通り完了したので焼きそばを出す。それだけだと圧倒的に足りないので、なめこの味噌汁も作った。子供は「焼きそばの匂いがしたんだよね」と名推理とばかりに自信満々に言っていた。焼きそばなのにお皿から吸い込まれるようになくなっていく。1人前よりも少し多めに盛っているけれど、たぶんというかやはり足りない。今度から4人前を作るべきかを悩んでいる。

午後からは午前中の問題の答え合わせと直しをやった。間に父子で床屋に行き、伸び放題の公園の草原のようだった髪の毛をすっきりしてもらった。一人だと絶対にいきたがらないので、親子で行ってもらう。まゆげもキレイにしてくれたようで、キリッとした顔つきで帰宅した。そういえば、身だしなみに気を遣うようになるのはいつ頃なのだろうか。

男子の場合はなんとなく遅い気がしていて、髪型とか、伸び放題のヒゲ(今現在は、それっぽいなにか)はどうするのだろうかとそわそわと心配になる。

床屋に2人が行っている間は、勉強などをして過ごした。勉強会の準備は時間がかかるし、事前に自分の頭で理解しておく必要があるので、のろのろとしかページが進まない。それでも1時間弱しゃべれるようになんとか頭に必要な内容を理解させて5割くらい完了した。理解が遅いのだろうかとも思うが、私は自身のペースでしか進めないので、諦めて次回の休日に任せることにした。

夕方は、本マグロの赤身をスーパーで安く購入できたので、夫がマグロの唐揚げなるものを作っていた。相変わらず味がしみていておいしい。ご飯が進みすぎてこわい。

大皿に山のように積み上がっていたマグロも、止まらない箸のおかげで完食した。「これはこれは」と3人で黙々と食べ、空になったお皿を見て感心しながら、余ったご飯を丁寧にサランラップに包んで冷凍した。

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