見出し画像

レーエンデ国物語 1

とんでもない本を読み始めてしまった。

この本を読み始めて30分ほど経った最初の私の感想がこれだ。長い長い物語ということは知っていたので、バタバタしている日常がひと段落したら読み始めようと思ってやっと手をつけることができた。

最初「指輪物語とかハリーポッターみたいな感じかなぁ」とのほほんと構えていたのだが、読み進めていると違う意味で後悔した。大河…この本は大河だ…!気軽にのんびり読めない!(歓喜)

ゴリゴリの重い物語、段々と運びくる重苦しく悲しい雰囲気。気がつくと私は物語の中に存在するウル族になった気分で読んでいた。
ああ、ユリア、強くなったね!トリスタン、頑張って…!同じ仲間として読んでいた序盤。希望の光が少し見えた気がした最終章、絶望に叩きつけられる展開もあり、進みゆく大河の流れのような話で次の物語へ進む。読み終わった後は呆然としてしばらく立ち直れなかった。

えらいこっちゃ、えらいこっちゃ

そう言いながら、4時間ほどかけてじっくり読み、読み終わった次の日である今日、いても経ってもいられなくて本屋へ駆けこみ、次巻を購入して今に至る。
夜読んだら朝まで読んじゃうやつ…ゴクリと喉を鳴らしながら、購入した本を横目に今この記事を書いている。

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,831件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?