明日ですら分からぬ未来　花は葉に

　昨日の俳句と対になるような句が浮かんだのには、訳があります。幸いなことに、仕事はリモートで出来ています。食べるものも常備菜などが手作りで、冷蔵庫にふんだんにあります。外に出なくても生きて行ける環境です。しかし、今日は本当に上天気。日曜日の「やらずの雨」からの閉じ籠りを取り返したくて堪らない。体のこともあって、日光に当たってホルモンのバランスを整え、免疫力アップのためにビタミンDを皮膚合成したい。でも、昼休みは１時間しか取れない。近くの公園に鉄棒が有るのを思い出して、「斜め懸垂」と「縄跳び」をしに、飛び出したのでした。どちらも１０分程度で終わるようなものですけどね。やるとやらないのでは大違いかと…。

　公園の桜、見事です。しかし、もはや葉が出始めてしまいました。一昨昨日の土曜日に見た桜は葉は無く、あまり散ってもいなかったのに…。変な例えですが、葉桜を見るたびに、「ソプラノボイスの少年が声変わりした」のに遭遇したような気分になります…。

明日はどうなるのか…。そんな気分になったのでした。でも、青い葉の色は希望の色ですね。今より明るい未来を期待しましょう。

　気が付けば、花びらが切りもなく、はらはらと散り、誰もいない公園に一枚、また一枚と降り続け、日差しはあくまでも麗らかなのでありました。

ひと気なき砂場に花のひらひらひら　寅遍