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身体に美味しいもの

 私は子供の頃は駄菓子屋に通い、バターと醤油その上からパラリと赤いフタの魔法の粉を仕上げにかけて食べるのが好きな子供でした。母は手作りでいろんな美味しいものを作ってくれて、そのおかげで大きく健康に育ちました。母が台所でごはんを作ってくれる間にいろんな話をしていたので、ごはんの作り方も自然に学んだ気がします。

 そんないい思い出もありますが、ごく普通のスーパーに売っているものを何も怪しまずに食べていた人生。そこに無添加、オーガニック思考の夫と出会ったのです。付き合って間もない頃は、手料理を作ってあげることもありましたよ。美味しくて野菜たっぷりのスープが出来上がったので出してあげると、「ん?なに入れたの?」と。「へ?」ですよ、こちらは。まず一言目は「おいしいね!」が聞きたいところでしょう?私は「見たらわかるでしょ?」と返しましたが、彼にはあの私が仕上げにコロンと入れた茶色のキューブ(怪しい響き)が気になったようでした。美味しいんだけど、無添加、オーガニックで育った人には添加物の味で舌が膜が張ったような感覚になって非常に気持ちが悪いようです。わたしには全然感じなかったので、しばらく理解できませんでした。

 それからは、厳しい姑さんのもとで修行する嫁のようになりました。それと同時に洗脳もされ(?)、さらにNYのオーガニック思考の流行がそれを後押しをしてくれて、わたしは今では『オーガニック思考のお母ちゃん』になりました。

 結果、食費は安くはありませんが、心も身体も健康で気分スッキリ。愛情を込めて作ってもらった野菜や肉を口にするので、その愛も伝わってなのか、料理も丁寧にできるだけ無駄がないようにするようになりました。食べる時も感謝を持って物を口にするようになりました。

 うちは家族みんな体調を悪くするときは、結構外食が続いたり、食生活が乱れたりする時と気がつきました。

 私は運が良いことに食べ物に恵まれている毎日を送っています。日本にいる多くの方もそうなのではないでしょうか?幸運なことに何を食べるか選択することもできます。なので、心にも身体にも美味しいものを選んでいきたいと思います。

 炊き立ての玄米ご飯に、手作りの味噌で作ったみそ汁に旬の秋刀魚は我が家のごちそうです。

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