ありがとう

　『ありがとう』

みなさん、1日に何回くらい『ありがとう』と言っていますか？

　私が最近読んだ小林正観さんと言う方の素晴らしい本に書いてあった面白い話の中に、『ありがとう』の語源は、「有り難し」。神や仏が「あり得ないこと」を起こしてくれた時に、神・仏を賞賛する言葉として使っていたそうです、と書いてありました。ふ〜ん、そんな素敵な言葉だったのね。

　更には『ありがとう』と言っていると、神なり、宇宙なりがまた『ありがとう』と言いたくなるような現象や出来事を引き寄せてくれるらしいのです。（怪しい？そう。私、無宗教ですが、引き寄せ系の本が大好きなのです）もちろん逆のことも。例えば、ムカつく！とか嫌だとか、不満、不平、悪口なんか言っているとそれもまたそんなことが言いたくなるような現象や出来事を引き寄せてくれるそうなのです。カルマとか言う言葉がありますよね。世界的にもみんな気付き始めていることなのでしょう。非常に興味深い。

　『疲れた〜。』って言うのも『憑かれた〜。』になるから、よくないらしいですね。本当に何かに憑かれちゃうかも。ヒッヒッヒ。でも言ってしまうときがありますよね。そんな時はこの本によると、「今のは間違い、ごめんなさい、取り消しまーす！」でオッケーらしいですよ。

　あと面白いのが、『ありがとう』も心を込めているのがベストですが、心込めてなくても効き目があるらしいです。だからとりあえず、たーくさん『ありがとう』って言ってみるといいらしい。

　なので、私は実験をしてみました。この本を読んでからその夜に「ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう」ってめっちゃ早口で念仏のように唱えてから寝ました。量言えばイケるんじゃない？と思ったので実験開始。それから翌日、本当に面白いことがおきました！

　まず、そんなこともすっかり忘れて朝からお弁当作って、洗濯して、朝ごはん作って、子供たち起こして、着替え手伝って、見送りに行ってと朝のルーティンをしました。すると、バスの添乗員の先生から「これ、〇〇先生からのお手紙です」と小さな手紙を渡されました。そこには先日、先生に差し上げた私たちのCDのお礼が書いてありました。とても喜んでくれたようで、朝からすごく嬉しくなりました。『ありがたいなあ』

　そのあとはすぐに大輔と教則ビデオ作り。色々アクシデントがあって３回の撮り直し。結構時間かかってしまい、気づいたらお昼過ぎ。インターホンに着信があり、来客があったのに気付きませんでした。お客さんはいつも良くしてくれる隣のおばちゃん。家の前の枯葉をほうきではいてくれていたので、私もほうきを持って行ったらすっかり綺麗になっていて、「ありがとうございます」と伝えたら、「ちょっと待ってて」と柚子とみかんとお野菜をドッサリくださって、「食べてね」と私にくれました。「ありがとうございます」と喜んで部屋に戻りました。

　すると子供を迎えに行く時間に。すると同じバス停で子供を待つママ友がお庭になったたくさんの柚子とお菓子の詰め合わせ（あ〜、美味しかったな。あのお菓子）をくれたではありませんか！「ありがと〜！！」と喜んでいると、バスから子供たちが降りてきました。すると娘が「おも〜い！」と先生と「お母さんに持ってもらってー」と何かごそごそやっているではありませんか。すると娘が巨大な大根を持って降りてきたではありませんか。大人でも片手で持ったら腕がしんどくなるほどの巨大大根。幼稚園で抜いて持ってきてくれた嬉しいプレゼント。「わ〜、大きい大根！ありがとー」と連続ラッキー。

　家に着いて、隣のおばちゃんがしばらく検査入院しないといけないからうちの子供たちに会いたいと言っていたので、娘を連れて顔を出しに行きました。娘は「おばちゃん頑張ってね！」と声をかけてあげたら、とっても喜んでくれました。元気もらうわ〜、とのおばちゃんの一声に、元気だけは無限にあるので💗と言うと、ちょっと待っててと部屋に入って行ってしまいました。すると、「これ、美味しい洋梨。よかったら食べてね」と大きないい香りのする洋梨をいただきました。「おばちゃん、ありがと！」とまたまた素敵なプレゼントを頂いちゃいました。

　家に帰って気づいてみると、ビックリ。確かに、こんなに美味しいものを連続でいただく日があっただろうか。気づいたら一日中「ありがとう」言ってたし！やっぱり本当なのかも！！いや〜、本当にありがたい1日でした。

　『ありがとう』をいっぱい言っていると、ガン細胞も無くなるらしいです。今日のことを体験したら、あながち嘘じゃないのかも。そして何より、『ありがとう』っていっぱい念仏のように唱えてたら、なんかおかしくなっちゃって、笑いがこみ上げてきます。

　みんなも試してみる？