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メリークリスマス!最高の年始スタートを切るための無意識の設定を知るワーク

起業家・経営者・事業責任者などにコーチング・コンサルティングを提供している後藤久里子です。

もうあと数日で来年ですね。今年はどんな1年でしたか?
来年はどんな1年にしたいですか?

今年通りがいいという部分もあれば、今年よりもっとよくなりたい、ここが不満だから改善したい!という部分もあるかもしれませんね。

この記事では1年を振り返り来年、もっと望み通りの現実を得られるようにするための考え方・ワークについて書いています。

この記事はコーチングライフ代表のりょっちさんが企画した「 Coaching Advent Calendar 2022」の25日目の記事(なんとオオトリ!)です。素敵な企画に参加させていただきありがとうございます!
コーチングアドベントカレンダーについてはこちら

現実とは過去の行動選択の結果

具体的なワークに入る前に、まずは前提の話から。
現実とは、過去のあなたの行動選択の結果でできています
つまりあなたの現実は1ミリも違わずあなたの過去の行動選択の結果もたらしたものです。

いまの仕事、収入、友人関係、家族関係、趣味、健康・美容…すべては過去のあなた自身がつくったものです。

ケンブリッジ大学Barbara Sahakian教授の研究によると、人は1日に最大3万5,000回の決断をしているそうです。このなかには意識的に行った行動選択もあれば、無意識的に行った行動選択もあります。
・・・というか日常の9割の行動選択は無意識の行動選択です。
つまりあなたが日常、無意識に行っている行動選択がいまのあなたの現実に大きな影響を及ぼしています。なお細かい話は今後書きますが、この無意識は過去の自分がつくった「自分のためのシステム」なので、なにかしらの自分の願いが反映されています。

そこで自分の「無意識」を顕在化し、必要に応じて変更していくことが
望む未来をつくるために非常に重要です。

現実とはなにか

24時間・何一つ行動選択を変えることなく未来を変えることはできません。24時間の行動選択をたくさんかえることができれば、未来が変わっていきます。


無意識を顕在化する方法

では無意識をどのように顕在化させていけばいいのか?
ここからが本日のメインテーマであり、ワークの内容です。
ワークしたい方はぜひ紙とペンを準備してください。

現実とはなにか

上図にある、前2つ、無意識や「過去の」行動選択を直接探しにいくのは結構難しい。なので「現実」からアプローチします。

無意識の設定を知るワーク

  1. 現実を書き出す
    今の仕事、収入、人間関係、趣味、健康・美容、など様々な角度から
    具体的に書く(例えば仕事のことなら、いま担当している案件・仕事の量・一緒に仕事しているひとのこと等)またその現実への自分の感想(満足・●●は不満・●●は仕方ない、など)も書く

  2. 過去の無意識の設定をみつける
    現実は過去の無意識による行動選択の結果です。その現実をつくるきっかけになった行動と、その行動をとった理由を掘り下げていくとそこに「無意識」があります。「不満のある現実」「理想通りになっていないとおもう現実」を掘り下げていきましょう。
    先に書いた通り無意識は過去の自分がつくった「自分のためのシステム」です。なので行動の理由の掘り下げがうまくいかないときは「なにかを回避するために行動してないか?」「なにかを得ようとして行動してないか?」という観点からみると見つけやすくなります。
    例)「失敗」したくない。これは失敗にRASが発火するので失敗がよくめに付きます。「たくさん失敗する」という認知になりがち。あとは失敗回避行動を最優先するあまり、挑戦すれば実は成果が得られたシーンで失敗回避してそこそこで終わってるケースが多々あります。「成果がない」という認知になってるケースもあります。

  3. 新しい無意識にすることをきめる
    「1.」で書き出した不満な現実が理想通りになったらどうなるのか?を考えます。そしてその理想にいくために必要な行動選択を特定して、そこから「新しい無意識」を決めます。
    例)失敗回避行動多い人なら、失敗回避したくなる行動こそやってみる、など

  4. 過去の無意識を停止し、新しい無意識に書き換える
    日々の行動選択において、過去と同じ行動選択の仕方をしてしまっていないか注意深く観察します。といってもなかなか簡単には見つけられないと思います(笑)
    そこで1つコツがあります。過去の無意識を用いてしまうシーンというのはたいていの場合、ちょっと焦ったり、戸惑ったりして「脳のアラートがなっている」状態。脳の前頭葉(論理的に動く部分)がシャットダウンして扁桃体優位になってる状態です。この感覚をつかんでください。そしてそれを逆用すると「あ、いま前頭葉シャットダウンしてるから”なにもしたらだめだ”」と過去の無意識を停止できるようになります。
    そして「落ち着いたあと」に「新しい無意識」を、まずは意識的に採用して行動選択をとってみてください。
    例)これまで失敗回避行動が多かったひとの場合。
    上司に怒られて焦ってるとき
    むかし:過去の無意識から失敗回避行動をして「いいわけ」をしてさらにおこられていた
    新しい無意識:「焦り」という脳のアラート=過去の無意識が発動するサインに気づいていいわけしたくなるのをぐっと我慢しすこし落ち着いたあとに予めきめて


無意識が「無意識化」するメカニズム

最後に補足です。無意識は初めから無意識だったわけではありません。はじめは意識的に行っていたものが、脳で「記憶痕跡」化されて無意識にも行えるようになりました

したがって、無意識を修正するためには今回のワークで顕在化したものを、また「意識的に」繰り返し繰り返し実施することで新たに脳の「記憶痕跡」化して無意識にできる行動にしていけばいいです。

初めて「Knowlage」という単語を覚えたとき、Knowlageと何度も発音してKは読まないよな…と意識しながら音を覚えK-n-o-w-l-a-g-eと1字1字意識的に書いてスペルを覚えたと思います。でもいま、音やスペルを再現するとき、それらを意識しますか?同じような感覚です。

いまは違和感しかない・気持ち悪いと感じるようなものであっても、何度も何度も意識的に繰り返していけば脳で記憶痕跡化され無意識にやれるようになります。大変なのははじめだけです。

歯磨きのように「やらないと気持ちわるい」くらいになったらもうこちらのものです。

さいごに

もしやってみてひとりじゃわかんねーよ!となったらTwitterでご質問ください。というかこれ書いてみて思ったけど1人で初めてやるのめちゃくちゃ難易度高い気がするので、年末年始にグルコン的な企画をするかも?それからこちらから無料体験セッションをお申し込みください。
(継続単価は1回3-5万円ですがいまのところ初回は無料です)


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