見出し画像

最怖のドリームキラーは自分自身

コーチングや目標設定についての話をしていると必ずと言っても話題に上がるのが、ゴールや目標の達成を阻む「ドリームキラー」の存在。
一緒に働いている同僚や、最大の味方であるはずの親・パートナー、大切なこどもたち、仲のいい友人たちなどなど…自分にとって無視しづらい大切な人たちが、自分の考えや行動を否定してくることが、よくあります。

ドリームキラーとはなにか

「ドリームキラー」自体は他人です。でもそもそも現実は自分の内面の投影…という捉え方から考えると。ドリームキラーとはちょっと前の自分からのホメオスタシスのフィードバックといえます。

現実は過去のビリーフシステムに基づく行動選択の結果で出来上がっています。だからいま自分の周りにいる大切な人たちとは、過去のビリーフシステムに基づく行動選択の結果出会い「大切な人」になった人です。つまりちょっと前の自分にとってのコンフォートゾーンです。
ゴール設定をして変わろうとしているあなたに対して、このコンフォートゾーンは警鐘を鳴らします。「コンフォートゾーン出ようとしてるよ!」「行かないで!」「もどっておいで!」と。
実は最怖のドリームキラーは自分が生み出したものなんです。

コンフォートゾーンを出る=危険…なのか?

ここで絶対に押さえておきたい大切なポイントは、ドリームキラーが言っていることは「コンフォートゾーンを出るよ」ということであって、なにか具体的な危険があるという警鐘ではないということです。

「外には危険がある」というのは、大昔狩りをして生きてた時代ならその通りなのかもしれません。しかし現代においては大袈裟すぎるアラートです。
「アラート」を正しく検知して、冷静に対処することが求められています。

対処法

フィードバックに屈しても、屈しなくてもどっちでもいいです。すべてはゴールにつながっていますし、ランダムウォークしてる方が、フィードバックは小さくなります。
ただもしもフィードバックを振り切ろうと思ってるなら、反論したり説得しようとしない方がいいです。「そういう考え方もありますね」と、にこやかにスルーしておいてください。躍起になって反論したり説得したりしようとすると、ホメオスタシスのフィードバックが強くなります。(前のコンフォートゾーンへの未練を意味するため未来に比して過去へのフィードバックが強まります。強まれば戻ってきてくれそうですからね)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?