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つみきプロジェクトのワークショップを実施しました!

みなさんこんにちは!ユカイ工学kurikitチームです。

昨年から、学研、マクニカ、タミヤ、ユカイ工学の4社協業プロジェクトとして進めている「つみきプロジェクト」のワークショップを実施しましたのでイベントレポートしたいと思います。

つみきプロジェクトについてはこちらをご覧ください。

ワークショップ概要

今回は、試験的にロボットプログラミングというテーマでワークショップを開催しました!

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会場は、板橋区立教育科学館をお借りして、小学校高学年5名に参加してもらいました。

ワークショップは以下の内容で実施しました。ロボットの組み立てから無線モジュールの取り付け、配線やプログラミングなど、ロボットづくりのすべての工程を体験していただく内容となっています。

<ワークショッププログラム>
1. ボクシングファイター工作キットの組み立て 
2. ココロキット(無線モータ制御モジュール)の取り付け
3. Scratch3.0ベースのビジュアルプログラミングによるロボットの無線制御 4. 課題解決チャレンジ
5. ロボットのデコレーション

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こちらは今回のワークショップのために用意したスペシャルセットです。

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講師はユカイ工学の和田が担当させていただきました。

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1. ロボットのメカの組み立て

ベースのロボットには、すばやいパンチを出しながら動き回る「ボクシングファイター(タミヤ)」を使用しました。

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ドライバーやニッパーを使っての本格的なロボットの組み立て工程でした。 ドライバーを使ってタッピングネジ留めを初めて経験する子も多くいましたが、だんだんとドライバーにも慣れ、ボクシングロボが組みあがっていきます。

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まずは有線のコントローラを利用してロボットを動かして遊びました。
リンク機構を使って移動だけでなくパンチもできる機構となっていてメカの面白さが光る作品だなと思いました。

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2. ココロキットの取り付け

ここで有線リモコンを取り外して、無線(=Bluetooth)経由でパソコンからのプログラミングで操作できるようにココロキットを取り付けます。

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→ココロキットについてはこちら


3. Scratch3.0ベースのビジュアルプログラミング

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ココロキットを搭載することで、パソコンのブラウザ経由でビジュアルプログラミングによってロボットをコントロールすることができるようになります。
まずはキーボードの矢印キーを使ったリモコンプログラムの作成を例にプログラムの作り方を学びました。

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4. 課題解決チャレンジ 

プログラムの作り方を学んだら、設定した課題に対して、各自でオリジナルのプログラムを組んで解決に挑戦しました。
今回は遠くに置いたキットの箱をターゲットにしてモータをコントロールするプログラムを作成して倒すことを目標にしました。

ボクシング

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30分ほど試行錯誤した後、子供たちはそれぞれ違うプログラムの組み方で課題を突破するプログラムを作ることができました。

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障害物(ヘルメット)を迂回してその先にある箱を倒したら止まるという複雑なプログラムの作成にチャレンジして成功している参加者もいました。
難易度の高いチャレンジの成功に会場から歓声が上がりました!

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5. ロボットのデコレーション 

出来上がったロボットを自分だけのオリジナルな姿にするため、ここでデコレーションを実施しました。
目をつけたり、飾りをつけたり、自分だけのオリジナルロボットに仕上がりました。

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教育の世界で話題のSTEAM教育の「A」の文字は「Art」を表しており、つみきプロジェクトではこういった個性のある表現を養えるプログラムを目指していきます。


おわりに

以上、3時間という⻑い時間ですが子どもたちは頑張って取り組んでくれました。子どもたちの感想を一部紹介します。

・「楽しかったです、またやりたいです!」
・「左右のバランスを調節してプログラムするのが難しかった」
・「忍者みたいにデコレーションをかっこよくできてよかった!」
・「ロボットの作り方がわかった」

新しい学びを通じて楽しんでいただくことができたようです!

今後もつみきプロジェクトでは、こうしたメカトロニクスとエレクトロニクスとプログラミングを組み合わせた、楽しく手軽に学べるSTEAM教育となるような企画を4社で協力して取り組んで参ります。
つみきプロジェクトの今後にご期待ください!

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