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「櫻」の文字が表す姿 ~【櫻坂46】自分たちが「憧れの存在」となる~

6月15日の「なべパラジオ」に、小池さんと森田さんが出演した。
この番組は、公式YouTubeチャンネルでも同時配信されたため、ファンにとっても嬉しい番組となった。
いつもは、NHKラジオ第1で「伸びしろラジオ」に出演しているため、その番組のアフタートークとして、5分ほどの短い動画を配信している。
その流れから、ゲストに選ばれたようであるが、今回の内容は予想外に充実していた。
今回、注目するべきポイントは、MCのお二人が経験を積んで成長することを目的としているラジオに、ゲストに呼ばれている点だろう。
「伸びしろラジオ」では、いろいろな先生から、スキルアップするためのノウハウを学ぶ形式がとられているため、いつもとは立場が逆である。
そのため、対応に慣れないながらも、一生懸命、相手に合わせながら、番組は進んでいった。
その中で、MCのロイ君が、何度も小池さんと森田さんの「姿勢が良い」ことを話題にしていた。
坂道系の番組を見慣れていると、通常通りなので、全く気がつかなかったのだが、初めて絡む人からすると、特殊なことに思えたようである。
しかし、このように言われること自体は、非常に良い傾向である。
以前、パフォーマンスをする度に、毎回、深々とお辞儀をしている様子が紹介されたことがあったが、挨拶をはじめ、立ち方や座り方といった「所作」が美しいだけでも、世間からの評価は大きく変わってくる。
これと似たような話は、関さんが福岡PayPayドームで始球式に出た時にも、その「気品に溢れた上品な姿」がとりあげられていた。

この動画の概要欄が、また細かすぎるネタ満載であり、櫻坂46愛が感じられるものとなっているのが嬉しい。

概要欄を開いてくださり、ありがとうございます。
人見知りを乗り越えると引っ付くくらい人懐っこくなる関有美子さんの始球式。
果たして、今日はリムジンでやってきたのか。そして、スタジアムでも得意の早寝はできるのか。
いやいや、今はそんなことは置いておき、小さい頃から何度も足を運んでいたというPayPayドームのマウンドでの始球式の模様をお届けいたします。
読み応えがあり、何度でも読みたくなるブログのような始球式。
気品が溢れまくる有美子会長の投球は何度でも何度でも見たくなる…!!
ファン想いで本当に本当にいい人なのです。
少しでも多くの人に伝わりますように。
概要欄を最後までお読みいただきありがとうございました!

(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTVチャンネルより

ここでも高いビジュアルやスタイルと共に、美しい所作によって、櫻坂46の魅力を世間に知らしめることに成功していた。

そもそも、グループ名として、旧字体の「櫻」が使われている意味を、今一度思い出すとよいだろう。
前身の「欅坂46」では、「欅」の画数が、メンバーの数と同じ「21画」であることが話題となっていた。
「櫻」も、同じく21画である。
そのため、名前は変わったとしても、その「KEYAKI魂」は変わらず、これからも、しっかりと内に秘めながら活動を続けていくことを表明する意味合いも、少なからずあったのかもしれない。
加えて、「櫻坂」となると、「28画」となるため、改名が発表された当時のメンバー数と同じということが、一時期、強調された。
しかし、櫻坂46として活動する前に、グループを離れるメンバーが出たことから、「画数=メンバー数」という理由づけは、すっかり影を潜めることとなる。
「けやき」が、旧字体の「欅」であった流れを踏襲して、「櫻」を使っているだけなのかもしれないが、桜は日本を代表する花であることから、名前に「さくら」をもつグループも少なくない。
その中で埋もれないためにも、「櫻」という文字を使うことは、世間に対するインパクトが強くなる効果がありそうである。

桜の花言葉は、「精神美」「優美な女性」「純潔」である。
「精神美」は、日本国および日本人の「品格」を象徴するものである。
「桜」は、日本の神話では、「木花咲耶姫このはなさくやひめ」として登場する。
そして、この神様は、日本を代表する山=富士山に鎮まっていると言われている。
つまり、どの角度から見ても、桜は「日本」を象徴するものと結びつくことになる。
「櫻」をへんつくりに分けた時、「嬰」の部分は、「首飾りをした女性」もしくは「首飾り」を表現しているようで、それに木偏が加えられることで、可憐に咲いている姿を表現しているらしい。
この花が咲いている様子から、「優美な女性」や「純潔」という花言葉につながるようである。

「櫻坂46」と名乗る以上、「櫻」という文字がもつ意味やイメージを体現する存在として、流麗な「立ち居振る舞い」は不可欠なものである。
凜々しく美しい姿を維持していくことで、彼女たちの魅力が、より広く知れ渡るようになっていくことが期待できる。
それは、日本のみならず、世界で活動する時にも、大きな武器となることは間違いない。




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