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ミュートしていても音が見える ~【櫻坂46】『摩擦係数』MVの魅力~

7月13日に公開されてから、『摩擦係数』のMVをずっと観ている。
短い中に、櫻坂46の良さがギュッと詰まっており、何度観ても飽きることがない。
というより、終わった後、また観たくなってしまうだけの魅力が溢れている。
電話がかかってきた時などは、ミュートして応対することになるのだが、その際、映像から目を離せない自分がいる。
楽曲を聴いているわけでもないのに、彼女たちのパフォーマンスだけでも、メロディーやリズムが感じられるような気がする。
気のせいかな?と思い、それから、何回か音がない状態でMVを鑑賞してみたが、やはり気のせいではない。
これは、もう与えられた振付を実践しているのではなく、彼女たちの気持ちや感情が表情や身体の動きから伝わってきているからだろう。
楽曲の世界観を伝えるだけに留まらず、完全に一つのメッセージとして、画面のこちら側にまで、彼女たちの思いが伝わってくるのを感じる。
このような姿を目の当たりにすると、彼女たちが、次のステージに一歩踏み入れたことがわかる。
音の有無を問わず、兎にも角にも、観ていて気持ちいい。
TAKAHIRO先生のソロダンスや、s**t kingzによるパフォーマンスなどを観ている時、動きが余りにも滑らかすぎて、ただただ快感の渦の中で魅入ってしまうことがある。
今回の彼女たちも、その域まで達しているのではないだろうか。
この感じが常に出せるようになると、本格的なダンスグループとして認識されるようになることは間違いない。
欅坂46時代から培ってきたダンススキルが、ついに彼女たちを別次元まで導いてくれた瞬間と言えるかもしれない。

このような進化は、観る人が観れば、すぐにわかる。
そのせいか、MV再生回数が順調に伸びている。
アルバム楽曲がライブで披露されるのは、もう少し先かもしれないが、今からもう待ちきれない。

無音ミュート」再生を是非お試しあれ。




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