見出し画像

INFPは、T(論理型)の思考を身につければ生きやすくなる

INFPの評価はまあ散々なもの。
クズ、無能、お花畑、生きづらい。十分承知してるから追撃してくるのはやめてほしいよね。

こう言われる原因として、INFPの何が、アルファベットのどの部分が原因なんだろうと考えたところ、「F」の部分が原因なんじゃないかと考えました。

F=感情型。

同じ内向型でも、直感型でも、柔軟型でも、INTPは全く悪く言われない。
それどころか有能言われてる。

また、INFJだけど、Jという規律型有能者なのにも関わらず、INFPの次に悪く言われがち。

たぶんFが入ってるせいだと思う。

「ISFPやENFP、ENFJはどうなの?」と思うかもだけど、何故か彼らは悪く言われない。

S型である事、E型である事が、F型のデメリットをうまくカバーできてるんだと思います。

よってINF型は叩かれやすいんだけど、
先ほどのINFJに関しては、何故か教祖やエスパー扱いで畏怖の対象になってるし、にちゃんなどでも「クレイジーだけどなんだか凄そうな奴」として比較的有能扱いされてるんだよね。

どこ行っても馬鹿にされるのはINFPだけ。

とにかく、INFPが一番悪く言われる。本当にボロクソ言われる。
INFPに対してはとことん殴ってもいいという決まりでもあるんかな。

INFPが何故殴られるのか。生きづらいのか。

それはFのせいです。

Fが根本的な生きづらさを作る要因です。

それがI、N、Pという個々の特性に拍車をかけ、個々で見れば長所の部分も悪魔合体により短所部分だけが目立つようになり、
INFPという無能サイボーグができあがるのです。

もっと詳しく調べていくと心理機能があるんだけど、ここでは考えません。単純にINFPのFをどうにかしたい、どうにかする為の方法を探っていきます。

F→Tにすればいい

つまり、INTPになればいい。

F(感情型)がガンなら、それをなんとかねじ伏せてT(論理型)にもっていけばいい。
その為にINFPがすべき事は何かというと、
T(論理型)の思考を覚える事です。

感情優位のF型は物事において、合理的解決を目指す事よりも自分の感情を満たす事を優先します。
判断基準は自分が好きか嫌いか、自分がしたいかしたくないか。
これが顕著なのがINFP。

他者が「自分の感情≒合理的解決」のところをINFPの場合すべて、
「自分の感情>>>>>>>>>>>>>>合理的解決」なのだ。

これでは全ての基準が感情に左右されてしまうし、感情だけを軸に生きてると日々合理的に考える訓練もできず、いざという時実行もできない。
その結果生きづらさに繋がる。

上記の異常なまでの感情優先度合いを減らし、
「自分の感情>合理的解決」のバランスまでもっていく必要がある。

そして場合によっては、
「自分の感情<合理的解決」を選ぶ覚悟も必要になる。

INFPにそれができるのかって?
大丈夫、INFPはやればできる奴です。

覚醒するんだ。

INFPは何事も感情優位、合理的解決よりも感情優先といったけど、
合理的解決が「自分にとって必要」だと思った場合、躊躇いなく実行できる度胸を備えています。

「自分にとって必要か」。
「自分の為になるか」。

合理的解決の訓練が自分の為になるなら、生きやすくなる為の自己投資として必要なら、INFPは頑張れます。

どこまでいっても自分中心に考えちゃうのがINFPらしいといえばらしいか……

INTPの場合は、そこに自分の感情は入りません。
「合理的解決が最も相応しい」と判断すれば、何も考えずにそう実行するだけ。
余計な感情は入れないのがT型らしいね。

さて、INFPが合理的解決マシンT型になる為の具体的な方法をあげよう。

INFPの為のT(論理型)思考の鍛え方

「自分にメリットがあるかどうか」を判断基準とする

INFPはどうしても自分の感情を優先させます。
好きか嫌いか、したいかしたくないかの二極。

でもそれでは、せっかくのチャンスをみすみす突っぱねてしまう事にもなる。個人的に嫌いってだけで、ビッグな仕事の紹介を蹴ってしまったり。

これをきっかけに出世できたかもしれないのに……
もったいなさすぎるよね。

合理的に必要性をジャッジできたら、もっとチャンスをモノにできる。

でも、INFPがいきなり「必要か否か」で判断していくのは難しいと思う。
必要かどうかで判断するには圧倒的に経験が足りないし、至難の技。

その為INFPはもっとシンプルに考えて、「自分のメリットになるか」という基準で判断しよう。

F型から見ればすっげえ独善思考だと思うかもだけど、
T型はこれを無意識に難なくこなしてるんだぞ。

「必要かどうか」は「役に立つかどうか」。
自分や自分たちにメリットをもたらしてくれるか、否か。

つまりは「自分に利点があるか?」が基準。

INFPは「したいかしたくないか」で判断してるけど、
これだって突き詰めれば「する/しない事で自分が満足できるか=自分に利点があるか」という計算だからね。

これをもっと効率的に考えていけばいいだけの事。

「自分にメリットがあるか」
ある→やる
ない→やらない

判断の基準はこれだけ。

今やるのはめんどくさいし頑張るのはだるいけど、
でも、これによって明日の自分が得するかもしれない。

なら、やっておこう。
やってやろう。

INFPは、とことん自分に甘く楽したい得したいクズだから、メリットが見いだせれば乗っかれる。

合理的思考を鍛える為の方法としてはちょっと疑問があるかもだけど、
INFPはこういうやり方から慣れていくしかない。

大局を見る

今の状況だけ自分の半径数センチの事だけで判断せず、
視野を広げて大局的に考えていく力が大事。

INFPはN(直感)型なので、それには長けていると思うかもだけど、
INFPのNは極めて内省的ピンポイント的な直感なので、
INTPやENTPのような外向感覚的直感とは違ってるんだよね。

INFPは直感こそ働いても、それを展開して外部に向かって発展させる力は持っていない。
自分の内側、内省の方向に使ってしまう。
これがINTPとの差。

大局を考えられない。
要は、自分自身を駒として見る事ができない。

自分は今ポーンなのか、キングなのか。
どう動くか。どう動くべきか。
自分の行動によって周りをどう動かすべきか。

INTPは合理的に考える時、自分すらただの駒として見ている。
自分と自分の置かれてる状況とを、冷静に切り離して見れているんだよね。だから時として仲間に対しても冷酷な判断を下せる。自分に対しても。

合理的解決の為なら、自分の感情をシャットアウトできるのが彼らなんです。

なんでそんな事ができるのかというと、
彼らは大局を見れているから。
自分すら駒として状況を分析した結果、自分の一時の感情や満足よりも合理をとった方が最善策だとジャッジできるから。

INFPには到底真似できない芸当だと思う。

「じゃあ無理じゃん!!」ってなるけど、
INFPにも一応、できる力は持ってるんです。
ただ、F型ゆえどうしても感情を優先させてしまうってだけで。

そんな中でも、INFP的に大局を見る方法としては、
「置かれている環境・状況を拡大して見てみる」事。

INFPは内向的な事もあって、観測範囲が自分を中心とした範囲数メートルに限定されてしまいがち。
感覚では壮大な世界が見えてるんだけど、それは頭の中で勝手に作り上げてるファンタジーワールドでしかない。

現実的視点に立ってみれば、自分の状況や周囲の情報が全く見えてない分かってない事が分かると思う。
ぼくらは非常に狭い範囲で物事を考えてるんです。

まずは見えているフィールドを拡大して視野を広げる事が大事。

Googleマップを横浜駅西口前→横浜駅周辺→横浜→首都圏→日本→世界と広げていく感覚。

視野を広げていけば、見える範囲も変わるし分かる情報も変わる。
そうすれば自分の置かれてる状況を分析しやすいし、打てる手も吟味しやすい。
そしてここでも、「自分に利のあるように」という視点を中心に捉えて考えよう。
INFPは自分を中心に置かないと物事を見れないタチだからね。

まずは自分を軸に捉えて考えて、そこから徐々に「自分~自分たち」「周り」といった視点をもっていこう。

これはシミュレーションゲーム。
シミュレーションはINFPも得意な方だと思うから、こういう捉え方で慣れていこう。

このように、まずは「自分にとっての合理的解決」を考えていく事によって、T(論理)型思考のシミュレーションができるようになります。
このクセがつくとF(感情)に左右される事が少なくなるので、生きづらさも多少緩和するかと思います。

でも所詮はINFPによるINFPの為の疑似T型思考だから、どこまでも自分中心なのは解せない。INTPはもっとロジカルに考える事ができる。

またINFPは染まりやすく公私混同しがちだから、いきすぎると「利用価値があるか」でしか人を判断できなくなるような弊害も生まれやすい。

そうするとせっかくのF型の長所が潰れてしまい、闇堕ちINFPなのかサイコパスなのかよく分からん人格破綻者になってしまうので、
あくまでも、公私における「公」の時でのみ実践するようにした方が良いかと思います。

今回、F(感情)型は悪とばかりにボロクソ書いてしまったけど、本来はぼくたちINFPを形づくる上で極めて大事な特性です。

合理性効率性を追い求めるのはほどほどに、感情とうまく釣り合いをとりながら過ごしていこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?