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2020年7月の記事

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#映画

【映画分析】ある過去の行方 ~作品の面白さを考える~

【映画分析】ある過去の行方 ~作品の面白さを考える~

こんばんは。今日は映画分析第二弾。
僕の大好きなアスガー・ファルハディ監督の作品、「ある過去の行方」を取り上げます。

映画分析、つまりは作品のどういった部分に心動かされ、感動し、のめり込み、カタルシスがもたらされるか、といったことを構造的に把握し、解体し、言語化することです。
この記事は、映画に込められた深い意味や物語を掘り下げる考察や解説や、その映画の素晴らしさや魅力を伝えるためのオススメのよ

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【映画分析】アリータ: バトル・エンジェル ~作品の面白さを考える~

【映画分析】アリータ: バトル・エンジェル ~作品の面白さを考える~

作品の面白さを分析、解体、言語化する意味こんにちは栗山陽輔です。今日は以前に予告した映画分析なるものを書いていこうかと思います。

映画分析、つまりは作品のどういった部分に心動かされ、感動し、のめり込み、カタルシスがもたらされるか、といったことを構造的に把握し、解体し、言語化することです。

この記事は、映画に込められた深い意味や物語を掘り下げる考察や解説や、その映画の素晴らしさや魅力を伝えるため

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ジブリ映画が苦手だったわけ

ジブリ映画が苦手だったわけ

スタジオジブリの往年の名作が映画館で上映されています。
僕は先日「もののけ姫」を観に行って、そのスケールや作品の厚みに圧倒されてしまいました。ですが僕は正直なところ、ジブリ作品というのはどちらかといえば苦手だったのです。

こんにちは、栗山陽輔です。今日は「ジブリ映画が苦手だったわけ」というお話をさせていただきます。

まず初めに断っておくと、今の僕はジブリが好きです。というよりも、本当のところは

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新しい内容の記事を始めます

こんばんは栗山陽輔です。今日は記事というよりはちょっとした予告です。

日々結構な数の記事を書いてきましたが、作品作りや経験側による思考法、ちょっと自己啓発っぽい文章など好き勝手書いてきましたが、ちょっとコンテンツを増やしてみようと思います。

映画分析です。

僕の好きな映画の中から一本を取り合げ、その面白さを僕なりに分析していきます。
多くのインフルエンサーの方々が行っているような、作品のおス

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作品は現実を追い求めるものではない

作品は現実を追い求めるものではない

こんばんは、今日はちょっとだけ作品づくりについてお話しします。

「作品は現実を追い求めるものではない」というテーマです。

このテーマですとあまりにも範囲が広いお話しになってしまうのですが、今日は本当に少しだけにしておきたいと思っています。

まぁこういったことは、ほとんどのクリエイターの方は持ち前のセンスで感覚的に理解していることなのかもしれませんが、最近少し気になることがあったので整理してお

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作品外の時間の獲得について

こんばんは、栗山陽輔です。
今月から新しい職場で働いていて、さすがに疲れているようで夕方からずっと眠ってしまっております。なので昨日今日とこんな時間に更新しております。

さて今日は「作品外の時間の獲得について」というテーマでお話しします。
作品作りに関するマジメ回です。生意気なことを書く恐れがありますご了承を。

さて、作品外の時間というのはどういうことかと言いますと、簡単に言うならば、映画など

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