「議論の役割とは」
今日は
#議論 の持つ役割の話。
結論を出すことが議論ではない
ということです。
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「翻訳」
この言葉を聞いて、
#英語 などの外国語を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか?
実は日本人同士の意思疎通でも翻訳はとても重要です。
大きく分けると議論には二つの
側面があると思います。
結論を出すか、出さないかという事です。
この結論ということが一番大きなポイントで
「結論を出さない議論は時間の無駄ではないか」
と考える人もいるとおもいます。
ただ、
議論の持っている本当の役割は、
「集まっている人」
によって大きく変わってきます。
極端な話をすると、全く違う国の人たちが集まれば、
言葉だけでなく、#文化 や価値観のすり合わせから
始めなければいけません。
日本語を話せるとしても、
生まれながらに持っている考え方は人それぞれ、
国が違えばもっと変わってくるので、
言葉以上に、
「考え方の翻訳作業」
は大切なことです。
実は、
外国の人だけではなく、
日本人同士でも「翻訳作業」は大切なことです。
例えば、
「戦争についてどうおもうか」
という議論を、全く違う世代や職業の人と話をするとしましょう。
もし、
戦争を経験したことがある人がいれば、
自分の経験談をメインに話をすると思います。
それ以外の人たちは、過去に聞いた話などをもとに話をするはずです。
そうすると、
必ず、考え方の相違が出てきます。
これこそが議論の持つ本当の役割です。
一つのテーマに関しても、
「お互いが違う考えを持っているということを翻訳して理解する事」
それこそ議論が持つ本当の役割です。
本当に大切なことは、
大前提として、
「議論の持つ役割を体で理解すること」
その理解を持った上で、
世代や国を越えた人たちと、考え方を共有することです。
それを持って初めて、
言語が大切だということが、理解できると思います。
英語にしても、
「覚えないといけない」
と思っている段階では、必ず身につかないと思いますし、
#日本語 と同様、これが完璧な英語なんて存在しません。
大切なことは、
違いを受け入れるために、違いを知る。
そのために英語を使って、
お互いの考え方を翻訳することを、
楽しいと思うことです。
それは、
趣味の話でもいいと思います。
食べ物や、スポーツ、もちろんアニメなどでもです。
その違いを楽しめることができれば、
その国の歴史や、文化などをより深く知ることができると思います。
これから #海外 の人たちと触れる機会が多くなります。
英語だけであれば、
ツールを使ってやりとりはできるようになるでしょう。
でも、
人としての深みをお互いに求めるのであれば、
言語以上に、
「 #違い を受け入れる姿勢」
から始めることが必要だと思います。
変化の激しい時代ですが、
今年もよろしくお願いいたします。
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