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紹介したいこと(レポ)

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紹介したいこと。実際に行ってみたことのレポートとか。問題提起が多いかも。
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ゼミの読書会を再構築する。

「予測不可能」な春が始まった。朝5時になると猫が騒ぎ出す。 朝ごはんをくれと枕元でニャーニャー鳴きだす。 でも、あげたところでアフアフ食べるわけではなく、少し食べて満足する。 「え、私まだ眠いけど頑張って起き上がったのに...」とガックリしてたのは最初の時だけで、今はもう何も思わないけど。いや、ウソか。まだちょっと思うわ。 2月、3月はまだ寒い日が多くて本当に辛かったけど、4月になって5時でもだいぶ外は明るく、暖かくなってきた。朝起きて散歩に出ると、たんぽぽやヒメオドリコソ

障害理解とは「何を・誰を」理解するのか。

NPO法人Collalble(コラブル)です。 Collalbleは、インクルーシブデザインをキーワードに活動しています。 インクルーシブデザイン 障害のある人や高齢者、小さな子どもなど、これまでデザインのメインターゲットにされてこなかった人々を、積極的にデザインプロセスに巻き込む手法です。 小学校で出張授業をしたり、企業の商品開発にご一緒させていただいたり、毎月19日にミートアップイベントを通してインクルーシブデザインの普及活動を行っています。 今回は「障害理解のその

「好き」を続けるための努力を怠らない  〜ウチのパートナーシップの築き方〜

付き合って2年が経った恋人がいる。 「恋愛の賞味期限は2年」なんて言葉があるから、そろそろ「恋」は冷めてしまう頃かもしれない。だから、パートナーシップを築く努力をさらに高めていかねば。 2周年記念として、今年は三重県のお伊勢さん、松坂、名古屋を巡る1泊2日の旅行をした。その時の夜の対話型ワークショップの話をしようと思う。 ✂︎--- 好きで居続けられる自信がなくなった。朝、夜行バスでお伊勢さんに着くと、そのまま参拝をして、午後から松坂、夕飯は焼肉を食べた。ホテルには1

赤ちゃんの「協力者」としての振る舞い

NPO法人Collalble(コラブル)のくりのです。 Collableはインクルーシブデザインをキーワードに活動しています。 【 インクルーシブデザイン 】障害のある人や高齢者、小さなこどもなど、これまでデザインのメインターゲットにされてこなかった人々を、積極的にデザインプロセスに巻き込む手法です。 小学校で出張授業をしたり、企業の商品開発をご一緒したり、毎月19日はミートアップイベントを通じて、インクルーシブデザインの普及活動をしています。 そんなことをしてい

大人が行う、こどもたちの行動への価値づけ 〜 小学校でのワークショップNo.4 〜

NPO法人Collable(コラブル)のくりのです。 小学校でのワークショップシリーズも今回でラスト!みなさん今まで読んでくださり、ありがとうございました! No.1 「こどもたちの関係性を覗き込む」   (大人から見たワークショップの価値について) No.2「こども自身が自らの参加の仕方を探る 」   (こどもの変化について) No.3 「学校という枠の難しさ」   (日常へのワークショップの限界について) No.4「大人が行う、こどもたちの行動への価値づけ」

学校という枠での難しさ 〜 小学校でのワークショップNo.3 〜

NPO法人Collable(コラブル)のくりのです。 連続投稿も折り返しになってきました。もう少し頑張ります! No.1 「こどもたちの関係性を覗き込む」   (大人から見たワークショップの価値について No.2「こども自身が自らの参加の仕方を探る 」   (こどもの変化について) No.3学校という枠の難しさ」   (日常へのワークショップの限界について) No.4「大人が行う、こどもたちの行動への価値づけ」   (関わる大人の価値付けの変化について)

こども自身が自らの参加の仕方を探る 〜 小学校でのワークショップNo.2 〜

NPO法人Collable(コラブル)のくりのです。 前回に引き続き、会報誌に載せきれなかった演劇家の柏木さんへのインタビューを載せていきます。今回はこどもたちの変化について深めていきます! No.1 「こどもたちの関係性を覗き込む」  (大人から見たワークショップの価値について) No.2「こども自身が自らの参加の仕方を探る 」  (こどもの変化について) No.3 「学校という枠の難しさ」  (日常へのワークショップの限界について) No.4「大人が行う、こども

こどもたちの関係性を覗き込む 〜 小学校でのワークショップNo.1 〜

NPO法人Collable(コラブル)のくりのです。 Collableでは代表の山田とゲストが対談形式で「インクルーシブデザイン」について語る会報誌TUNE(チューン)を発行しています。(会報誌はマンスリーサポーターのみなさまにお配りしています。詳しくはこちら) 【 インクルーシブデザイン 】障害のある人や高齢者、ちいさなこどもなど、これまでデザインのメインターゲットにされてこなかった人々を、ワークショップ形式で積極的にデザインプロセスに巻き込む手法です。 前号で

オリジナルのファシリテーションのつくりかた

NPO法人Collable(コラブル)のくりのです。 Collableでは代表の山田とゲストが対談形式で「インクルーシブデザイン」について語る会報誌TUNE(チューン)を発行しています。(会報誌はマンスリーサポーターのみなさまにお配りしています。詳しくはこちら) 【 インクルーシブデザイン 】障害のある人や高齢者、ちいさなこどもなど、これまでデザインのメインターゲットにされてこなかった人々を、ワークショップ形式で積極的にデザインプロセスに巻き込む手法です。 ▲T

極端に大きいものか、極端に小さいものか。〜「続・ゆっくり、いそげ」を読んで〜

日曜日、文学フリマというイベントに終了1時間前にすべりこんだ。twitterで「続・ゆっくり、いそげ」が販売され、著者の影山さんがいると知ったからだ。 影山さんは国分寺でクルミドコーヒーというカフェを行なっている。昨年は2店舗目となる胡桃堂喫茶店をオープンしたり、その他にも出版業や書店業、地域通貨なども行なっている。(マッキンゼーで働いていたこともあるらしい) そんな影山さんが書いた「ゆっくり、いそげ」は、副題が「カフェからはじめる人を手段化しない経済」とあるように、

迷う気持ちよりも理解しようとする姿勢。

ただ、あなたを守りたかった。 そんな一言が添えられた映画『カランコエの花』を7月17日に観に行った。 映画はLGBTについて当事者以外の視点で描かれた作品となっている。 私は今のところストレートで、「女の子らしさ」に苦しむことはあっても、自分の(自認している)性について思い悩むことはなかった。それでもこの映画を観に行ったのにはLGBT当事者の知り合いがいたからだ。 大学生時代に同じゼミの子に「手伝って欲しい」と言われたイベントに参加した。それはNPO法人Rebitが行う

SOSを出す=ツライと言うこと?

どうも、くりちゃんです! 日頃はNPO法人Collableでゆるゆる活動しながら、週1回卒業したゼミのお手伝いをしています。 今回のゼミでは事業創造コンサルタント、産業カウンセラー、ゲーム開発などを行なっている広瀬さん@sinpost2 に来ていただきました。そこで行なったのは「ウツ会議」というゲーム。*ウツ会議はボードゲームを使ったメンタルヘルス研修です。ゲームだけの購入はできなさそうです。 ゲームはそれぞれのプレイヤーに医者、カウンセラー、人事、上司などの役割を与え、

カップルにおける「会話のルール」の決め方(後編)

はい、前回の続きです!前回はこの記事を書くにあたった経緯を書きました。カップルでの会話のズレについてですね。 ちなみに私は拗ねモードに入るは入りますが、ちゃんと解決させようと思うので、自分ではかなり優秀な恋人だと思っています← *** 相手と自分のどの特性が衝突しているのか。「話しててなんか悲しくなった」という言葉から始まりました。でも、相手がわざとしているのではない、とわかっている。でもそのうえで「会話のズレ」を感じている。だからまずは原因を探るために「ちょっとストレ

カップルにおける「会話のルール」の決め方(前編)

はい、今回はいつもと違う書き方で投稿します! いつもはフィールドワーカー的に物語テイストで書いてるのですが、今回はちょっと方法まとめ?的な感じて書きます。また、いつもよりも長くなりそうなので、前編は経緯について、後半は実際の解決策について書こうと思います。 さて、今回お話するのは「カップルでの会話のズレ」について。 私にはもうすぐ付き合って1年になる彼氏さんがいるのですが、自分でも驚くことに今まで喧嘩を一度もしたことがないのです。それは嫌なことがあったらちゃんと話をして、解