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苦しかった時の話をしようか1


梅雨もそろそろ終わりが見えてきて、半袖でも汗が出る季節がやってきましたね。
止まらない汗。出来る黒い染み。汗かきには悩ましい季節です。

今回は私が桐蔭学園ラグビー部入部当初の話です。

お話しする悩みは2点あります。
1.通用していた事が通用しなくなる。

2.どうすれば良いかわからなくなる。
の2点です。

1.通用していた事が通用しなくなる。


私は中学2年生の終わり頃に桐蔭学園に行く事を決めました。
中学で全国に出た事もない私はとにかくチャレンジしようという気持ちで入学を決意しました。
入部当初、練習についていく事にとにかく必死でした。そしてその中で現実を突きつけられ悩みを抱えます。
『自信のあった自分のラグビーが通用しない。』
私はいわば
『井の中の蛙大海を知らず』
という状態でした。
中学生の時まで自信があったフィジカルもスキルもことごとく通用しませんでした。
その中では普通レベルでした。
ここでラグビー人生初めて挫折をしかけました。4歳からやってきた取り柄の1つがこれからは失われるかもしれない。いっそ逃げたいと思いどうしたらサボれるかなどそんなネガティブな事を考えてしまうようになっていました。
練習中には自信がないからか、声もいつものようには出ていない事が多くなっていたり、ミスが怖くてあまり積極的なプレーが出来なくつまらないミスをしたり、アドバイスをもらっているのにそれが説教に感じてしまい変に気にしすぎてしまったり練習が怖くなりました。
そして今までの自分が虚しくも感じました。
こんなに長い間時間をかけてきて自信があった事が通用しない。自分なんて所詮この程度のレベルなんだ。そんな気持ちを抱きました。
そんな状況でも両親や仲の良かった地元の友達にも相談は出来ずじまいでした。同期のみんなにはプライドがあったので素直に話す事が出来なかったです。
それでも時間と当時の環境が私を良い方向に導いてくれました。
同期のみんなと日々過ごす何気ない時間やたわいもない話、共に過ごす時間がそんな事がちっぽけであると感じさせてくれました。ここで得られるのはラグビーに関する事だけではないとも思わせてくれました。
そして先輩達にもたくさん話を聞いてもらえたり、一緒に帰らせてもらったり、ご馳走になったり、ラグビーについて桐蔭について教えていただいて自分の今いる環境は決して自分を苦しめてるのではなくむしろ成長させてくれているのだと気付きました。
そこからは自分が体験した事ないレベル感で練習出来る幸せな環境だと思えるようになり、より練習に励むようになりました。

今回はここまでとさせていただきます。
何か質問などがあれば気軽にコメント下さい!
次回の投稿も是非読んでいただけたら嬉しいです!

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