「フリーランス」と「シリコンバレー」から考える、会社ってなんだっけ?
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「フリーランス」と「シリコンバレー」から考える、会社ってなんだっけ?

くりばやし

はじめまして、GNUSビジネス・アーキテクトの栗林です。早速なんですが本日投げかけたい問いは、会社ってなんだっけということです。

「会社」はいらなくなるのか?

世の中ではいよいよテレワークが普及していて、GNUSも全業務のほぼ100%をテレワーク化しています。緊急事態宣言終了後もどこまで継続しようかという話にはなっているのですが、業務的にはリモートでできてしまうからこそ、最近は会社というものの役割について考えることが多くなっています。

GNUSは、デジタル化の価値について切り口を提案しプロジェクトをリードするHQと、フリーランスのプロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、エンジニア、UIUXデザイナーでチームを組んで詳細設計・開発を行うネットワークとが連携して、クライアントサービスを行う会社です。

またこのビジネスモデルは、アメリカで同様のビジネスをしているシリコンバレー系のテック・スタートアップがパートナーになって、私自身現地で働く経験を経て、そこでの学びをGNUSに取り入れています。

ということで、「フリーランス」と「シリコンバレー」をリファレンスしつつ、「会社ってなんだっけ?」について考えてみました。

1. 会社は、カルチャーを育む

テレワークにおける気付きっていうのは「『オフィス』で提供される機能的な部分って全部自宅に移植可能」ということだと思います。会議室はzoomでいいし、報連相はslackでいいし、資料共有はgsuiteでいいし、タスク管理はasanaでもtrelloでもできて、セキュリティはクラウドやMDMを通して管理可能です。

ではオフィスでできて、全従業員が自宅で働くという分散型のワークスペースでできない事は何かというと、データ化されない情報、つまりは呼吸とか温もりとか空気とかの「曖昧な情報」なのかなと思います。会社におけるこの「曖昧な情報」の価値はなんだろうと思うと、「良いカルチャーを育む」だと思います。

例えば私の働いていたシリコンバレー・スタートアップのカルチャーは「成長欲求」だったかなと思います。企業としての成長のために、経営的に効果の出る可能性のある施策は、人事であっても業務プロセスであってもオフィスポリシーであっても、合理的に判断しつついち早く取り入れる。個人としての成長のために、従業員同士が互いに違いを認め、組織構造や上下関係関係なく学ぶべきところを取り入れる。

意外とウェットな部分もある、シリコンバレー・テック・スタートアップ

シリコンバレーのテック企業と聞くと一見「サバサバしてそう」と思われるかもしれませんが、私が見た世界は全く逆。お互いを知るための機会提供は結構戦略的に準備されています。例えば新人の自己紹介では、何か得意でどこに貢献できるかと言うだけでなく、"tell us one thing that no one knows about you" (意訳すると、あなたについての意外な側面)を話すのがルールでした。Drinking Partyは、いろんな人がいろんなジャンルで活躍できるようなクイズ形式と、結構日本の会社っぽい。その上で業務は突然テレワークになり、金曜の午後からヨセミテで働いてそのまま休みに入るなどが許されていました。

立ち上げ一年目のGNUSも「成長欲求」を共有して刺激し合うカルチャーはなんとなく形成されていて、リモートでも実行できる仕組みができています。50個以上が平行稼働しているチャネルの中で、実は大切な機能を果たしているのが、事例や情報を共有し意見し合う "FYI"チャネル。常に情報にアンテナを張って感度を高める習慣づけに一役買っています。

またフリーランスとのコラボレーションも、単なる業務連携以上の関係を作ることには注力しています。定期的に行われるネットワークイベントやお茶会で、スキルだけでなく各フリーランスの人柄も知る。在宅勤務中の今はzoomでも行われています。チームを作るときにも経験だけでなく、そのプロジェクトに対する意気込みを考慮に入れるので、単なる受注ではない「思いのあるチーム」でクライアントと向き合うことが出来ています。

仮に世の中の会社が全てリモートになったときに、業務的な機能としてのリモート化は適応が早いと思う一方で、最後に重要になるのが企業の強みを作っているカルチャーの移植・維持だと思っています。それは会社のフェーズによっても、業界によっても違うので、適切な戦略を仕組みに落としていくことが必要になるはずです。

2. 会社は、機会を共有する

もう一つ重要なこととしての機会の共有について、本当は本エントリー内で書こうと思っていましたが、そろそろ長くなってきました。GNUSのnoteマガジンは今後も続いていくので、こちらはGNUSの開発事例を絡めてまた別の機会に書ければと思います。

これからもGNUS公式noteではGNUS各メンバーの視点で、世の中の変化や新規事業のノウハウ、テックトレンドの分析や、フリーランス視点での働き方の変化などについて書いていく予定にしています。よければマガジンごと登録お願いします!

またWebサイトではお仕事のご相談やGNUS HQ/ネットワークへの参加に関するお問い合わせなども承っております。よろしければ以下よりアクセスお願いします。

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くりばやし
GNUS | Business Architect | テクノロジーで、カタチにしたい未来を描く人