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「仕事を教える」と「作業を教える」の違いを考えなくっちゃ

先日、仕事でちょっともめることがあった。

A「若手の子がここの作業でいつも迷うらしい。1→a、2→bと明確にしてあげてほしい」
B「画一の案件ではないからパターンにはめるのではなく、都度一緒に考えていくのがいい」
A「考える手間を減らしてあげないと作業は効率化されない」
B「考える機会を奪ってしまったら仕事を理解できないし育たない」

AとBはまったく異なることを言っている。

単純にいうと、
Aが「作業を教える」目線
Bが「仕事を教える」目線

なお、Bの立ち位置が私だ。

「効率化」と「教育」は真逆である。
作業を求めるならば、パターンを作って数こなしてもらう。
一方、仕事として教育するなら、業務の全体の流れを知ってもらって考えてもらうこと。これには時間がかかるが、付き合っていかなくてはと思う。若手を育てたいと思うなら。

私が働いているところは若い人材が循環する環境ではなく、教えるのに慣れてない。上からは低コスト化と成果を求められる。
そんな中、若手に作業要員としてのスキルを求めがちな風潮だ。それだと、せっかく入ってもらったのに伸ばせないのが問題である。他の人と意見の食い違いがあっても「教育」を軸に若手にメリットになることを考えていきたい。

とはいえ教え方でいうと、最初から「考えてもらう」ことが正解ではないこともわかる。ある程度パターンでこなすことで自信もついて仕事に慣れてくる。右も左もわからない状態で、本人に「考えて」というのは無責任すぎる。また結局、どこまで求めるかは本人に課せられた成果目標にもよる。

その人ごとの立場や適性をみながらがつきあっていくことが大事だ。う~ん、正解はない道である。

……と若手の教え方についてあれこれ考えあぐねてしまった。

とりあえず、仕事が終わったのでお酒を飲もう!

最近、アコメヤでやますの「唐辛子佃煮」瓶詰を買った。唐辛子を細かく刻んだ醤油漬け。ごはんのおともにはもとい、パスタや煮物にも合うという。辛いもの好きな私は飛びついた。

厚揚げを焼いて唐辛子の佃煮をたっぷりのせる。ピリピリとカラーイ!でもおいしい!

同じような辛い佃煮だと薬研堀の「辛味漬け」も好みだが、薬研堀のは大根や山椒などいろいろな食材が入っていて複雑味があるのに対して、やますの「唐辛子佃煮」はシンプル爽快に辛い。また、薬研堀の「辛味漬け」よりは安価なので(それでも一瓶700円近くだけど)、料理にもドシドシ使える。

唐辛子の刺激はいろいろな心配事を吹き飛ばしてくれる。
一説に、ストレスが高まると辛い物への嗜好が高まるというのもきいた。あれ? では私ストレスたまっているのかな。どうだろう。

いつか、コロナが落ち着いたら若手とも一緒にお酒を飲みに行きたい。みんなそれぞれにストレスを抱えているはずだ。「効率化」「教育」などの区分に迷うのではなく、もっと素直に人として関われたらいいのになあ。

そんなことを晩酌しながら考えた。


赤と緑の唐辛子からさにむせる夜もあるけれど

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