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パチンコ屋の社員だった私が教師という仕事を選んだわけ

学生時代にパチンコ屋でアルバイトをしていた。
単に時給が良かったからだ。
それまでパチンコなんてやったこともなかった。
当時、深夜のコンビニのバイトをしていた。
働いていた店が移転して、距離が離れて通いづらくなって辞めた。
同じぐらいの時給のバイトはパチンコ屋ぐらいしか見つけられなかった。
学費を自分でも払っていたため、高時給のバイトを探していた。
その後、大学を卒業するまで同じパチンコ屋で働いた。
大学3年生になって就活が始まった。
就活とは存外、金のかかるものである。
単純に交通費だけでもバカにならない。
会社説明会などに足を運ぶだけでも身を削る思いだった。
働いていたパチンコ屋の会社も受けた。
開始時期が早く就活の練習になると思ったからだ。
そこはすんなり採用された。
一社受かると、ちょっとした安心感から他の就活にあまり積極的になれなかった。
ちなみにパチンコ屋自体の仕事は好きだったのだ。
働いている人もいい人ばかりだった。
正直、パチンコ屋で働いているスタッフは不良やまともな経歴の人ではない人ばかりだと思っていた。
中には面白い経歴の人も多かったが、ちゃんとしている人も多かった。



そんなこんなで私は働いていたパチンコ屋の社員になって一人暮らしが始まった。

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