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【記事和訳】BigHit会社説明会 (2020下半期)

https://www.newsen.com/news_view.php?uid=202008131341221910

(↑日本語字幕付いてます)

Big Hit Entertainment(以下、Big Hit)は、過去最高だった昨年と似た2020年上半期の実績を公開した。

BigHitは8月13日、「2020年下半期共同体と共にするBigHit会社説明会」(以下、会社説明会)をYouTubeチャンネルを通じてオンラインで公開した。パン·シヒョク代表はまず、今年上半期の新型コロナウイルスによりBTSのワールドツアー日程を全面的に修正せざるを得なかった状況を振り返り、困難の中でも「BigHitが追求する"コンテンツ"と"ファン"という本質により集中した」と強調した。 パン代表は、「その結果、アルバムや音源、オンライン公演、公式商品、映像コンテンツなど、さまざまな領域で収益を創出し、20年上半期の売上=2,940億ウォン、営業利益=497億ウォンを記録した」と発表した。 (*以上、K-IFRS連結基準、外部監査前暫定実績)

上半期基準で、創業以来最大だった昨年と似た成果を出すことができた原動力として、BigHitは絶えず進化する「BigHit生態系」を挙げた。 BigHitがずっと強調してきたBigHitの「ウイニングフォーミュラ」(成功公式、winning formula)の要である「BigHit生態系」はプラットフォームを中心にレーベルとビジネス、ファンダムをつなぐ無限大の好循環が行われる時空間であり、実質的な事業構造を意味する。

パン·シヒョク議長は5月にプレディス·エンターテインメントが合流したことでさらに拡大した「Big Hit Labels」と上半期中のアーティストたちの圧倒的な成果を紹介した。 今年上半期に活動したアーティストは、BTSとTOMORROW X TOGETHER、GFRIEND、NU'EST、SEVENTEENだ。 上半期にガオンアルバムチャートによると、100位内アルバム販売量のうち40%がBig Hit Labelsに所属するアーティストの作品だ。 特にアルバム販売量1位を占めたBTSの「MAP OF THE SOUL:7」426万枚、2位のSEVENTEENの「Heng:garae(胴上げ)」120万枚を合わせると、「トップ10」の53%に達すると説明した。

パン代表はまた、BTSとTOMORROW X TOGETHERの年内カムバックを予告し、これからデビューする新人グループの紹介を続け、期待感を高めた。 方議長は「CJ ENMとの合弁会社ビリーフラップが率いるグローバルK-POPアーティスト育成プログラム"ILAND"を通じて結成されるグループのデビュー組が近く選定され、ミン·ヒジンBig HitCBO、Source Musicと共に準備中のガールズグループも来年デビューする」と伝えた。

Globalのユン·ソクジュンCEOは、「上半期のアーティストのオフライン活動は難しかったが、IP(知識財産権)事業の拡大やコンテンツブランディング戦略のおかげで、安定的な収益を創出し、ファンらに新たな経験を提供することができた」と主張した。 アーティスト「間接参加型」事業は、アーティストが創作活動に専念する環境を作るため、以前からビッグヒットが構築してきた事業構造で、企業とアーティストの持続的な成長の可能性を高める。 ユンGlobal CEOは2017年から2019年の間、ビッグヒットアーティスト間接参加型収益の割合が22.3%から45.4%へと倍以上増加したと明らかにした。

BigHit IPのイ·スンソク事業代表は、アーティストや音楽など源泉IPからキャラクター、世界観といった2次IPへ拡張し、これを土台に付加事業モデルを作ってきた多様な事例を紹介した。 最近発売したBTSのキャラクター「TinyTan」や歌詞を絵で表現したイラストブック「グラフィックリリックス」など、BigHIt事業と様々なブランドとのライセンシング成果も発表した。

また、BigHitのスリーシックスティー、キムドンジュン事業代表は、BigHitのオリジナルコンテンツのブランディング戦略を説明した。 キム事業代表は、「BigHitが11年から映像チームを立ち上げ、BigHitならではのオリジナルコンテンツを制作し、持続性のある企画やコンテンツ別の特性を生かしたコンセプトなど、地道なブランディングを通じて、映像コンテンツの価値を高めてきた」と説明した。

BeNXのソ·ウソク代表はローンチング1年を迎えたBigHitのプラットフォームWeverseが「レーベルとビジネス、グローバルファンダムを結ぶ'BigHit生態系'の中心」とし「アーティストと音楽をよく理解する企業であるBigHitとともに、ファンダム文化の集約体」と説明した。

ソ代表は、「Weverseは単に様々なサービスとファンダム活動が加わる場所ではなく、『集約×持続×拡張』という掛け算のシナジーが生まれる空間だ」と説明した。 アーティストとファンダム、コンテンツとサービスが集約され、メンバーシップサービスと独占コンテンツ等により生態系が強固に持続し、新しいコンテンツとファンダム活動が積み重なり、異種産業間の融合とシナジーが加わることにより拡張する構造を持つ。


Big Hitは事業構造として稼動したBig Hitのエコシステムの例として、6月に行ったBTSオンライン公演「Bang Bang Con The Live」を紹介した。 ユン·GlobalCEOは「チケット購入ブース、商品販売ブース、公演場や観覧席などをオフラインの大型スタジアムからWeverseに移した」とし「『Bang Bang Con The Live』は公演観覧、チケットと公式商品購入、ペンライトの連動まですべてWeverseで行った。 これはBigHitの生態系の中で生み出したもう一つの革新だ」と強調した。 「Bang Bang Con The Live」は世界107の地域で同時接続者75万6千人を記録し「最多視聴者が見たライブストリーミングコンサート」としてギネスに選ばれた。 一方、オンラインとオフラインで行うBTSの10月公演「BTS MAP OF THE SOUL ON:E」の開催もこの場で発表された。

BigHitは異種産業との結合を通じて、新たに披露するコンテンツも予告した。 韓国語学習教材の「Learn! KOREAN with BTS」やBigHit Rayblesアーティストの音楽を新たな形で楽しめる「モバイルリズムゲーム」、ネットマーブルと共にBTSの世界観を活用したゲームティーザーも公開した。

パン代表は会社説明会を終え、「非対面時代には真正性が何より重要だ。 Big Hitはより良いコンテンツでファンに慰労と感動を与えることができるよう、真正性を盛り込んだ「コネクト(Connect)」に集中し、レーベルと事業の両方で進化した答えを見つけていく」と述べた。

언택트(オンテクトゥ)
意味:非対面、非接触
「un」と「contact」が合わさった「untact」という合成語です。


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