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「ブルベ冬」嬉しかったこと。悩んでいることとは?

あなたは洋服や化粧品を買う時、どんな色を選びますか?

好きな色ですか?
いま流行りの色ですか?
それともあなたに似合う色?
でもその色は本当にあなたに似合う色ですか?

本当に似合う色は、あなたが生まれ持った肌の色、髪の色、瞳の色から見つけることができます。

自分がどんな色が似合うか知っていると、洋服や化粧品選びが楽しくなります。そして自分に自信が持てるようになります。

似合う色を見つけるには?最近ネットや雑誌、化粧品売り場で見かける「ブルベ」「イエベ」という言葉がキーワード!

ブルベはブルーベース。イエベはイエローベースのこと。人の肌の色は大きくこのふたつに分けることができます。

まずは自分の肌の色がブルーベースかイエローベースかを知ることから始まります。

しかし若い頃、わたしは自分に似合う色を勘違いして過ごしていました。

そんなわたしが本当に似合う色を知って変ったこととは?そして新たに抱えた悩みとは?

これからお話することは、わたしが1990年代に体験したことです。

自分の似合う色が知りたい人。診断を受けたいと考えている人の参考になればと思います。

オレンジが大好き!

わたしは高校生の頃、友人にオレンジ色が似合うと言われていました。オレンジはわたしの大好きな色だったし、当時流行りの色でもありました。

短大に入ってからも大好きなオレンジや茶系の色の服を着て過ごしました。就職活動がはじまりお化粧をするようになると、オークル系のファンデーションにオレンジ系の口紅をつけて。自分では最高に決まっている!とおもっていました。(さすがにリクルートスーツはダークカラーでしたが……)

その頃は
「好きな色を身に付けていることが一番気持ちがいい!」
そう思って暮らしていました。

顔色が悪い?

しかし就職し、落ち着いてきたころ。配属先の先輩に「どうしたの?顔色がわるいね」といわれます。しかし体調は悪くありません。キチンとお化粧もしてるし。

わたしはショックを受けますが、理由がわかりませんでした。どうしたらいいかわからず、しばらくそのまま過ごしていました。

カラー・ミー・ビューティフルとは?

そんなある日、姉が「知人の紹介で似合う色をみてもらったんだ!」
と言って、一冊の手帳を見せてくれました。

その手帳にはたくさんの色の布片が貼ってありました。全部で30色。すべてが姉に似合う色とのこと。

聞くと近隣のK市のMさんという方は「カラー・ミー・ビューティフル」という団体に所属していて、色診断のコンサルタントをしているのだとか。

「カラー・ミー・ビューティフル」の理論によると、生まれ持った肌の色や髪の色、瞳の色から個々に似合う色を診断。それらは4つのグループに分れています。

黄色みが強い肌色の「イエローベース」の人は、黄色をベースにした色が似合います。

「イエローベース」には
明るくて鮮やかな色のグループ
「春」
深みのある落ち着いた色のグループ

「秋」
のふたつがあります。

青みの強い肌色の「ブルーベース」の人は、青色をベースにした色が似合います。

「ブルーベース」は
スモーキーなパステルカラーのグループ
「夏」
ビビットから、モノトーンまで。シャープな色のグループ
「冬」
の2種類です。

自分に似合う色は自然と肌になじみ、顔色を明るく見せます。洋服や化粧品はもちろん、アクセサリーや小物も自分の色のグループで揃えることで、コーディネートもしやすくなるし、おしゃれが楽しくなります。

姉のベストカラーは「夏」
夏の日差し浴びて少し白っぽく見える色を連想するといいそうです。

姉の「あなたも受けてみたら?」という言葉に促され(わたしにオレンジが似合うと言った)友だちふたりを誘って、3人で出掛けました。

いよいよ診断当日!

Mさんからは「普段のメイクと服装で来てください」と聞いていたので、いつもの通りの格好で行きました。

Mさんは3人の普段の姿を確認します。そしてメイクをとってスッピンになるようにいい、診断する順番を決めました。

友だちふたりがまず診断を受けます。

はじめにキャメルとグレーの布を交互に胸元当てます。これでキャメルが肌色をきれいに見せたら「イエローベース」。反対にグレーのほうなら「ブルーベース」になります。

「イエローベース」なら「春」の布の束を順に。次に「秋」の布と、それぞれ30色当ててベストカラーを判定します。

春と秋の色の布をを交互に当てたあと、さらに反対色の夏や冬の布も当てていきます。

すると布をめくるたび、友だちの顔色が明らかに変わって見えるのが不思議。

布一枚で顔色がワントーン明るく見えることもあれば、目の下にクマができることも。本当にびっくりしました!

友だちふたりの肌の色は「イエローベース」。それぞれ「春」と「秋」のグループだとわかりました。

わたしの似合う色は?

いよいよわたしの番です。わたしはグレーの布のほうが似合いました。でも自分の好きな色のグループは「秋」。どうやらわたしの好きな色は似合う色ではなさそう。

でもMさんは悩んでいました。わたしの肌の色は色黒で血色が分かりにくいのです。それで判断に困っているとのことでした。

とりあえずブルーベースの夏と冬の布から当てていきます。でもなぜか納得がいかないMさん。しかし秋の色を当てた時、ハッキリとわかりました。

秋の色が顔の近くに来ると明らかにわたしの顔色がくすんでしまうのです。やっとMさんの瞳に納得の色が見えました。

友だちふたりもあっと驚きました!だって、わたしにずっとオレンジ色が似合うと言っていたんだから……。

結局、わたしのベストカラーは「冬」。クリスマスツリーのように鮮やかな色。黒や白が特別に似合うグループ。今まで選んだことがない色がわたしの似合う色だったのです。

Mさんの説明では「冬」のグループは日本では少数派なのだとか。その中でもわたしのような色黒の肌はさらに珍しいといいます。当時とても驚いたことを覚えています。

似合う色を身につけて

ベストカラーがわかり、Mさんからはさらに、

・「冬」の30色のなかでも特に似合う色。

・わたしに似合う化粧品の色。メイクの仕方。

・わたしの体型や雰囲気に似合う服のスタイルや髪型。

を教わりました。

メイクやファッションについてトータルにアドバイスをいただきました。もちろん、友だちふたりも同じように。

Mさんに教わったとおり、似合う色を使ったメイクをして、私たち3人は互いに顔を見合わせます。

みんな今までと違うけど、とても似合ってる!誰かに押し付けられたわけでなく、自然にそう思えた。後日、3人でそんな話をしたことを覚えています。

ずっと一緒に過ごした友だちだったから?それだけではなく、キチンと手順を踏んで見て、説明されて、納得したからだと感じています。

それからのわたしは、メイクやファッションに自信が持つことができました。

いちばん仲良しの友だちやカウンセラーの方に誉めてもらったことが、いちばん大きかったのだと思います。

今では鮮やかなブルーのセーターやショッキングピンクのTシャツをよく着ます。少し色黒な顔がノーメイクでも白く、そして明るく見えるから不思議です。

大好きだった色なのに

それまで大好きだったオレンジや茶系の色。でもいくら好きな色でも、似合わないと知ってしまったら、なかなか手を出せなくなりました。

あの日以来「秋」の色のアイテムは、すっかり買わなくなりました。それからは顔のそばには使わずに、バッグやスカートなどのアイテムを残して友だちに譲りました。

でもお気に入りの、オレンジ系のスカーフは手放せませんでした。今でも黒いバッグに巻きつけて使っています。

似合うファンデーションが見つからない?!

診断当日、Mさんはわたしに似合うファンデーションの色を教えてくれました。早速その色を購入しますが、アトピー性皮膚炎が悪化してしばらくベースメイクができなくなりました。

その色は姉には少し濃かったけれど、譲ることにしました。残念なことに、わたしのアトピーが回復した頃、その色は廃番になっていました。

それからわたしに似合うファンデーションを探しますが、なかなか見つかりません。探しているのはピンク系の濃い色。しかし当時は販売されていませんでした。

やはりわたしは日本では少数派の肌の色。そう感じてがっかりしていました。

数年後、わたしが結婚式を控えたある日。Mさんがわたしに似合うファンデーションを見つけてくれました。それはイタリアで販売されている、ヘレナルビンスタインのクリームタイプのファンデーションでした。

結婚後はしばらくそのファンデーションを大切に使っていました。その後もわたしのファンデーション探しは続きます。

最近、よいものを見つけたのですが、詳しくはまたの機会に。

とにかく「ブルベ冬」は似合うファンデーションが見つからない!悩んでいるのはわたしだけなのかしら?

同じく「ブルベ冬」の方からの情報をお待ちしています!

まとめ

いかがでしたでしょうか?これまでわたしが体験したことをお話しました。参考になりましたでしょうか?

いまでは、さまざまなサービスがありますが、まずは「カラー・ミー・ビューティフル」を覗いてみてはいかがでしょうか?

詳しくは、カラー・ミー・ビューティフルのホームページhttps://www.colormebeautiful.jp/や、以下に紹介する書籍をご覧ください。

Twitter→マギー@Maggie.K(@MAGIKURI1)

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