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学びたいという気持ちが出てきたらまずは時間の大切さを考える

勉強はしたいし、やる気もあるのだけれど、仕事が忙しくて時間を捻出できないという人がいる。

そんなに仕事をしている人は、極めて稀なはずだが、これを言う人は案外、本気でそう思っている節がある。


時間は全ての人に平等に与えられ、何もしていなくても常に目減りしていく最も貴重な資源だ。

そして、一度過ぎ去った時間は、どんな金持ちだろうが権力者だろうが決して取り戻すことができない。
 
ボーっとする、SNS、スマホゲーム、人付き合いなど自分にとって無駄になっている時間を省くだけで、勉強に使える時間は一気に増える。

「一年間に百時間勉強しろ」と言われるとそんな時間は無いと考える人も多くいるだろうが、無駄に浪費している時間を総合計すれば、年三百時間は簡単に確保できる。
 
ただ、何の目的も無しに勉強をすると勉強すらも無駄な時間になってしまう。

では、勉強は何のためにするのか。
大人に対するこの問いの解は学生時代の無目的に知識を詰め込んでいたそれとは全く異なる。

資格取得のため、新たな事業に取り組むため、周りの人との会話について行くため、知的好奇心を満足させるため…
大人の勉強には、はっきりとした目標や目的がある。

だが、つまるところ勉強は自分の人生を今より幸せにする為にするものだ。
裏を返せば、今の自分の人生にどこか不満を感じている人が勉強をするのかもしれない。

人は満足したらそこで終了だ。
学びを止めたら残りは惰性の人生が待っている。

「今、貴重な時間を無駄にしていないか?」日頃からこれを意識していると行動は驚くほど変わり、行動が変わったら次は時間の貴重さを意識すると本当に自分に必要なことにだけ時間を使えるようになる。


『たいていの成功者は他人が時間を浪費している間に先へ進む。これは私が長年、この眼で見てきたことである。( It has been my observation that most people get ahead during the time that others waste.) 』
ヘンリー・フォード(米国フォード・モーター創業者)

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